
「工場再生工場」神戸物産
神戸物産(3038)がフランチャイズ展開する業務スーパーは2月末、宮崎県に初出店した。宮崎県への出店はこれがはじめてで、47都道府県出店の「全国制覇」を果たした。 【画像】業務スーパーで「鶏ハム」から「ドーナツ」まで味変できる最強調味料を発見! 兵庫県三木市に「業務スーパー」1号店ができたのは2000年3月のこと。それからわずか20年あまりで店舗数は900を超え、日本のディスカウントスーパーを代表する存在になった。 業務スーパーの強みが、信じられないほど安いPB(プライベートブランド)商品が店内所狭しと並べられている点にあるのは、改めて言うまでもないだろう。 「PB商品の売り上げが全体の3割にのぼると言われ、しかもその製造拠点を自前で抱えているケースが多いのが業務スーパーの特徴です。リスクはありますが、自前の方が出荷などにかかるコストは抑えられる。 神戸物産は不採算に喘いでいた工場と手を組み、低価格で安定したロットの商品を開発してしまい、再生に導くことで知られています。いわば、『工場製造工場』なわけです。 パスタソースやカレーなどの人気輸入品も、独自の輸入ルートを使うため仕入れコストをグッと下げられることができます。創業以来、スーパーを展開しながら食品製造や商社のビジネスを手掛けていた神戸物産ならではのノウハウと言えるでしょう」(経済アナリスト) 業務スーパーのスゴいところは、輸入商品他スーパーでも市販されている商品も、PB商品と同じように陳列され、ディスカウントされている点だ。「高い商品」「安い商品」が分かれているのではなく、どの商品も他で買うより大体安い。その安心感が、つい手に取ってしまった商品をそのままレジまで持って行かせるための「お墨付き」になっている。
時価総額は「無印超え」
業務スーパーの主力商品といえば、お菓子やパスタなどの常温商品および、コロッケやシーフードミックスなどの冷凍食品だ。これらは廃棄ロスのリスクが少なく、大量の在庫を抱えても経営を圧迫しない。 また、タピオカ(ドリンク)や杏仁豆腐など、激安の甘味が大ロットで手に入るのも、消費者の歓心を引く「仕掛け」として効果的だ。 「上州高原どりもも肉」など1パックが大きい生鮮商品は、小分け冷凍や調理法の『ライフハック』が進んだことによって、むしろ人気商品になった。 このほかにも業務スーパーが消費者の心を引きつける理由は枚挙に暇がないが、既存のスーパーで今最も求心力が高いブランドのひとつであることは間違いない。 仕入れの1%という低ロイヤリティでフランチャイズを募集し、営業時間などを加盟店に自由に任せる手法で販路を拡大、20年で900店舗以上に増やした業務スーパーは、コロナ禍でも強かった。 時価総額は8142億円(3月12日現在)。日本通運や東宝を上回り、小売業界では良品計画やワークマン、マツモトキヨシHDを凌駕している。 的中率ズバリ80%を誇る『DeepScore株価予報AIエンジン』(DeepScore社開発・運営)の分析によると、神戸物産は今週の「第注目銘柄」のひとつであるという。
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