<大相撲初場所>◇十二日目◇23日◇東京・両国国技館
大関・豪栄道(境川)が、関脇・朝乃山(高砂)に寄り切りで敗れ4勝8敗とし、2場所連続の負け越しで大関から陥落することが決まった。これで豪栄道は、歴代10位となる在位33場所で記録がストップ。また春場所では、貴景勝(千賀ノ浦)が38年ぶりに番付上で「一人大関」になることが確実になった。
豪栄道は2014年の九月場所から大関を務め、何度も訪れたカド番でも踏ん張ってきたが、先場所に足首をひねった影響もあってか、本来の迫力ある相撲が取り切れず、この日の一番では朝乃山に完敗。ついに大関の座から降りることになった。来場所、10勝以上すれば復帰ができる。
ここ最近では高安、栃ノ心(春日野)といった30代の力士が相次いで大関から陥落。白鵬、鶴竜の2横綱も、今場所はそろって途中休場となるなど、世代交代の波が一気に打ち寄せてきた格好だ。来場所、大関に昇進する力士はいないと見られ、貴景勝が一人大関となれば、1982年(昭和57年)の初場所以来となる。この時は琴風(佐渡ヶ嶽)のみだった。
大関が一人となった場合、横綱が大関の地位をかねる「横綱大関」という表記がされる可能性がある。琴風が一人大関だった際の横綱大関は北の湖(三保ヶ関)で、これが昭和最後の例。平成時代には1人も出なかった。(AbemaTV/『大相撲チャンネル』より)
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2020-01-23 09:06:29Z
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