第96回箱根駅伝(2、3日)で2年ぶり5度目の優勝を果たした青学大が25日、練習拠点としている相模原キャンパスの最寄り駅、JR淵野辺駅周辺の商店街でパレードを行った。「やっぱり大作戦」を掲げた今回、大会史上の最速10時間45分23秒で10区間217・1キロを走破し、箱根王座を奪還。パレードの前に原晋監督(52)は「3万人(原監督推定)の皆様、お待たせしました。やっぱり、相模原です。やっぱり、淵野辺です。皆様の応援のお陰で優勝できました」とあいさつすると、大歓声が沸き上がった。オープンカーに乗車した原監督と鈴木塁人主将(4年)をはじめ、チーム全員が約700メートルを歓喜の行進を続けた。
【写真】30キロ走のちパレード 箱根Vの青学大・原監督「3万人の皆様、お待たせしました」
エース区間の2区で日本人1年生最高タイムの1時間7分3秒でチームをトップに引き上げた岸本大紀ら数人の1年生は、必修科目の単位取得のために必要な英語のTOEIC受験のため、パレードを欠席した。パレード会場から、わずか400メートル(走れば約1分)の相模原キャンパス内で受験を終えた岸本は「まあまあ、できました!」と笑顔で話した。新潟の進学校、三条高出身の岸本は、ここでもスーパールーキーぶりを発揮した。
パレードとTOEIC受験の前には、全選手が朝練習で約10キロ、本練習で約20キロ、計30キロを走り込んだ。「我々が目指すは宝塚歌劇団。彼女たちは華やかな舞台の裏で厳しい稽古(けいこ)を重ねている。青学大駅伝チームもそうありたい」と原監督は真剣な表情で語った。
報知新聞社
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2020-01-25 12:04:34Z
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