The logo for the Zoom Video Communications Inc. application, center, is displayed on a smartphone screen in an arranged photograph taken in Bern, Switzerland, on Tuesday, March 31, 2020.
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg
新型コロナウイルス危機の今、不動産・インフラ投資で香港一の富を築いた李嘉誠氏は早くから投資していたテクノロジー企業の恩恵にあずかっている。
「スーパーマン」と呼ばれることもある91歳の李氏は、米 ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの初期投資家で、届け出によれば、同氏の持ち株比率は約8.6％。ズームのビデオ会議アプリは新型コロナ対策の在宅勤務などで利用者が急増、株価は今年に入り急騰した。
李嘉誠氏
フォトグラファー：Justin Chin / Bloomberg
ブルームバーグ・ビリオネア指数が対象としている公開保有資産によれば、李氏が持つズーム株の価値は今年に入り80％膨らみ30億ドル（約3300億円）となった。一方、同氏の全資産は香港の街頭デモや新型コロナ感染拡大が響き、今年4.6％ほど減り257億ドル。
届け出によると、李氏は３つの投資事業体を通じズーム株を保有。李氏のベンチャーキャピタル（ＶＣ）、ホライゾンズ・ベンチャーズはズームが2013年に行った資金調達「 シリーズＢ」を主導。２年後の「 シリーズＣ」にも参加したとウェブサイトで示されている。シリーズＢは650万ドル、Ｃでは3000万ドルが集まった。
ズームが19年４月に米国で上場した当時、李氏保有株の評価額は約８億5000万ドルだった。
ズームのエリック・ユアン最高経営責任者（ＣＥＯ）が語る
Source: Bloomberg
原題： Early Zoom Bet by Hong Kong’s Superman Surges to $3 Billion (1)（抜粋）
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April 10, 2020 at 10:38AM
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香港の「スーパーマン」、ズームに早くから投資－保有株評価額80％増 - ブルームバーグ
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