新型コロナウイルスの感染が広がった後、来店客が減ったスーパーの商圏で、住民にスーパーを選ばない理由を尋ねたところ「店内が混雑している」が最も多かった。一方、来店客が増えたスーパーの商圏では、選ぶ理由を「家に近いから」とする回答が多かった。
新型コロナの感染防止に対する意識が、普段の買い物などの行動に影響を与えていることを裏付ける結果となった。
来店客が減った商圏の住民に複数回答で選ばない理由を尋ねたところ、26%が「店内が混雑している」と回答した。「家から遠い」「人通りが多い」が続いた。
来店客が増えた商圏の住民に選ぶ理由を尋ねたところ、23%が「家に近いから」と回答。「いろいろな商品が一度に買える」（14%）、「食料品の品ぞろえが豊富」「商品の価格が安い」が各9%前後で続いた。
クロスロケーションズ（東京・渋谷）が首都圏1都3県、大阪府、愛知県のスーパー277店舗を無作為に抽出し、位置情報分析に基づいてコロナ禍前後の来客数の増減と商圏の範囲を判定した。来客が増えたスーパーと減ったスーパーそれぞれの商圏住民計2191人に5月26～27日、アンケート調査した。
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July 16, 2020 at 05:30PM
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新型コロナ:新型コロナ機に来客減のスーパー、理由1位は「混雑」 - 日本経済新聞
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