食品スーパーのアルビスは31日、2021年3月期の連結純利益が前期比58%増の14億円になりそうだと発表した。従来予想は10億円。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて自宅で食事をする消費者が増え、食材の売れ行きが伸びている。
新型コロナによる「巣ごもり消費」で売上高が伸びた（富山県射水市の店舗）
売上高は7%増の937億円、営業利益は74%増の18億円を見込む。ただ、下期（20年10月～21年3月）の売上高は据え置いた。同社は「消費者心理の冷え込みが予想されるほか、ドラッグストアなどとの競争も激化する」とみている。
同日発表した20年4～6月期の連結決算は、売上高が15%増の245億円、純利益が6.8倍の5億3500万円だった。食料品の需要が伸びたほか、感染防止対策として顧客の密集を避けるため、特売チラシをやめたことなどで販売費が減少した。
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July 31, 2020 at 03:11PM
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スーパーのアルビス、純利益58%増 21年3月期 - 日本経済新聞
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