ミュージカルで活躍
三谷幸喜(59)作・演出のミュージカル「日本の歴史」は、7月6日から新国立劇場で上演される予定だ。2018年に初演され人気を博し、今回が満を持しての再演となる。 【写真6枚】この記事の写真を見る ***
中井貴一(59)、香取慎吾(44)といったキャストが発表されており、その中に宮澤エマ(32)も名を連ねている。初演での演技が高く評価されたことを、ご記憶の演劇ファンもいるだろう。 三谷幸喜と宮澤エマの組み合わせは、来年1月に放送予定のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも実現する。彼女の出演が発表されたのは、2020年11月18日のことだった。 「鎌倉殿の13人」は三谷が脚本を執筆。小栗旬(38)が主演で、鎌倉幕府の第2代執権だった北条義時(1163~1224)を演じる。 その義時の妹である阿波局(生年未詳~1227)が宮澤の役。要するに小栗旬の妹というわけだ。 民放キー局で番組制作に携わる関係者は、「宮澤さんは今、三谷さんが最も気に入っている女優と言われています」と明かす。 「宮澤さんと言えば、1991年から93年まで首相を務めた故・宮澤喜一氏(1919~2007)の孫娘として有名です。最初はバラエティ番組で人気を獲得しましたが、徐々にミュージカルに活動の場を移しました」
“三谷組”の女優
2013年頃からミュージカル女優として舞台に立つことが増え、好演を重ねることで着実に評価されていった。 特に最近はテレビドラマや映画など、ミュージカルではない作品の出演依頼も相次いでいる。特にNHKの朝ドラ「おちょやん」(20年11月~21年5月)の出演で、お茶の間における知名度も高まった。 「三谷さんが監督と脚本を担当した『記憶にございません!』(東宝・2019年)に宮澤さんは出演しました。これがきっかけとなり、20年9月には同じように三谷さんが演出と脚本を担当した『誰かが、見ている』(Amazon Prime Video)でもオファーされました」(同・関係者) 三谷は配役にこだわることでも知られている。男優でも女優でも、いわば“三谷組”とでも言うべき常連役者が存在する。 例えば、テレビドラマや映画を中心に女優の出演回数を調べてみると、トップクラスは戸田恵子(63)と鈴木京香(52)だ。
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