大分県臼杵市にある岩盤に直接彫られた国宝・臼杵石仏61体のうち、9体からお気に入りの石仏を選ぶ「美仏総選挙」の投票が行われている。担当者は「新型コロナウイルス禍で困難な時だからこそ、救いになる『推し仏』を見つけてほしい」と期待する。
立候補した9体は顔立ちのはっきりした「阿弥陀如来立像」や「大日如来坐像」など。選挙ポスターでは写真とともに「厳しさで世の人々を助けます!」(不動明王)など各仏像の特徴をとらえた公約も掲げた。最多得票の石仏は来年度のPR活動の顔になるという。
臼杵市観光協会が初めて企画。10月31日まで、協会ホームページや現地で投票ができる。
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