「スーパーなのに値札がない!」食品ロスを減らそうとAPUの学生がユニークなスーパーマーケットを企画しました。 「あまいろ商店オープンです。」 大分県別府市鉄輪で開催された「値札のないスーパーマーケット」。本来なら捨てられる規格外の野菜を地獄蒸しにして味わってもらう取り組みです。 (あまいろ商店・古川光代表)「地獄蒸しというのはやはり別府の良さだったりして別府の恵みを活用して私たちができる食について考える機会を提供したいと思ってやっています。」 APUの学生が中心となった「あまいろ商店」は今年4月から大分県別府市内に週1回店を出してフードロスを減らす活動をしています。鉄輪の会場では大分県内の農家から提供された野菜がずらりと並びました。 (あまいろ商店・松枝萌々子さん)「万願寺とうがらしというんですけど変色して見栄えが悪いという理由で商品にできないということで廃棄されてしまうということらしくて私たちのところに来ました。」 提供された野菜はきずや、形がよくないといったものばかり。値段は付けておらず、買った人が自分で値段を決めて「お気持ち箱」に代金を入れます。 (買い物客)「すごく難しい自分でお金を考えて出すとより一層考えさせられるというか。」 そして地獄蒸しした野菜を味わってみると。 (蒸し野菜を食べた観光客)「大きさはあまりスーパーでは見ないサイズのものだったんですけど味は本当においしいし何であそこ置いてあったのか。」 実際に食べることで規格外野菜への関心を高めることができたと学生たちは考えています。 (あまいろ商店・古川光代表)「こんなに身近に食品ロスがあるということを知らなかったって言われる方は多いです自分がかかわっているという意識がないと一生変わっていかないと感じているのでまずは身近に感じてもらうことで自分が何ができるのかを考えてもらうことを意識したらいいと思います。」 観光客にも食品ロスについての問題を投げかけた別府ならではの取り組みがさらに広がっていくことが期待されます。
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