高いセービング能力を持つハイレベルなGKが杜の都にやってきた。杉本大地は187センチの高さで、「ボールの軌道を読むのが得意」とハイボール処理にも自信を見せる。沖縄1次キャンプのシュート練習では、高反応のスーパーセーブを連発。GK陣の中でも、ひときわ存在感を放っていた。
2012年に京都でプロのキャリアをスタートさせ、今年でプロ11年目、5クラブ目。U―18から年代別代表に選ばれ続け、16年リオ五輪代表のバックアップメンバーも経験するなど将来を有望視されたが、まだ正GKとしてシーズンを送れていない。「僕は28歳で若くない。いろんなものを経験して見てきたが、フルシーズンでまだ出たことがない。それを目標にしてやっていく」とレギュラー獲得への思いは強い。
今季の仙台は19年夏から正GKとして活躍していたスウォビィク(30)がJ1・FC東京へ完全移籍。杉本、202センチのストイシッチ(24)、U―22日本代表・小畑裕馬(20)、大卒2年目の井岡海都(23)の4人が空席となった正GKの座を争う。それぞれの選手がこの機会を逃すまいと気合を入れており、激しい競争となる事は必然だ。杉本は「切磋琢磨(せっさたくま)して高め合っていきたい」と闘志。高いパフォーマンスを示し続け、新守護神の座をつかみ取る。(小林 泰斗)
◆杉本 大地(すぎもと・だいち)1993年7月15日、神奈川県生まれ。28歳。京都の下部組織から12年にトップ昇格。16年に徳島、17~19年は横浜M、20、21年は磐田でプレー。U―18からU―23まで年代別代表選出、リオ五輪バックアップメンバー。187センチ、83キロ。利き足は右。J1通算4試合出場、J2通算22試合出場。趣味は車。愛犬はミニチュアダックスフント。
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