昨年1月の埼玉県の戸田市議選で当選したスーパークレイジー君(本名・西本誠)議員(35)が、市選挙管理委員会による「当選無効」決定を支持した県選管の裁決を取り消すよう求めた訴訟の上告審で、最高裁第2小法廷(三浦守裁判長)は4日、請求を棄却した東京高裁判決を支持し、市議側の上告を棄却する判決を言い渡した。これにより、市選管の当選無効の判断が確定した。
上告審で市議側は、立候補者の要件を「選挙区内での3か月以上の居住」とする公職選挙法の規定は違憲だと主張したが、同小法廷は「合憲であることは明らかだ」と指摘した。
判決を受け、西本氏は東京都内で記者会見を開き、「悔しい気持ちと悲しい気持ちがある。1000人近くの票がゼロ票扱いになってしまった」と声を絞り出した。法廷を出る際には涙も見せた。市議は同日付で失職。今後の政治活動については明言しなかった。
県選管は取材に「我々の判断が支持されたと認識している」とコメント。市選管は近く、公職選挙法に基づく更正決定の選挙会を開き、昨年1月の市議選の落選者のうち、得票が最も多かった候補者の当選を確認する。
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