<U18W杯:日本5-1カナダ>◇5日◇スーパーラウンド第1戦◇機張・現代ドリームボールパーク(韓国)
U18W杯(ワールドカップ)はスーパーラウンド第1日。1勝1敗からスタートする日本はカナダ(0勝2敗)と対戦、5-1で勝った。日本の先発は今大会初登板の奥川恭伸投手(3年=星稜)。7回をソロ本塁打による1点に抑え18奪三振。8回からは飯塚脩人投手(3年=習志野)が登板し2回を無失点に抑えた。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カナダ | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
日 本 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 5 |
9回表
日本投手は習志野・飯塚
3者凡退に抑え試合終了
8回裏
カナダ投手は左腕ブラット
9水上 三ゴロ
1森 四球
2武岡 二飛。森が戻れず併殺
8回表
日本投手は習志野・飯塚
6番は151キロ直球見逃し三振。7番も直球で見逃し三振。8番は149キロで二塁ライナー。3者凡退に抑えた
7回裏
カナダ投手は右腕オトゥール
9代打水上 四球
1森 四球
2武岡 左飛
3韮沢 遊飛
4石川 暴投で2死二、三塁。遊ゴロ失策で2者生還し4-1
カナダは3人目の右腕ソールが登板
5代打遠藤 四球。2死一、二塁
6宮城 右足に死球で満塁
7西 押し出し四球で5-1
8坂下 三振
7回表
日本投手は星稜・奥川
3番を148キロで空振り三振(17個目)。4番羽126キロスライダーで一ゴロ。ここで100球到達。5番はスライダーで空振り三振。18個目。投球数は103
6回裏
カナダ投手は右腕オトゥール
6宮城 三振
7西 二ゴロ
8坂下 三振
6回表
日本投手は星稜・奥川
9番を123キロのスライダーで見逃し三振(14個目)。1番を124キロで空振り三振(15個目)。2番は126キロで空振り三振(16個目)。投球数は90
5回裏
カナダ投手は右腕ミラス
9山瀬 四球
1森 山瀬が暴投で二進。四球で無死一、二塁
ここでカナダは2人目の右腕オトゥールが登板
2武岡 投手左へ送りバント。投手が三塁悪送球する間に山瀬が生還し1-1同点
3韮沢 中前適時打で2-1と勝ち越し。なおも一、三塁
4石川 空振り三振
5熊田 スクイズしたが捕邪飛。三塁走者戻れず併殺で攻撃終了
5回表
日本投手は星稜・奥川
6番を遊ゴロ。7番は127キロ変化球で空振り三振(12個目)。8番は128キロ変化球空振り三振で13個目。投球数は75
4回裏
カナダ投手は右腕ミラス
5熊田 右飛
6宮城 投ゴロ
7西 中前安打、捕逸で二進
8坂下 右飛で無得点
4回表
日本投手は星稜・奥川
2番は122キロ変化球空振り三振(9個目)。129キロ変化球で空振り三振。早くも10個目。4番に146キロ直球を打たれ右越え先制ソロ被弾。5番は126キロ変化球で空振り三振(11個目)。投球数は66
3回裏
カナダ投手は右腕ミラス
1森 右前安打
2武岡 送って1死二塁。3イニング連続の送りバント
3韮沢 二塁へのハーフライナーで2死二塁
4石川 4球目に森が三盗。
5熊田 三ゴロで無得点
3回表
日本投手は星稜・奥川
8番はスライダーで空振り三振(5者連続7個目)。9番は146キロで中飛。1番は126キロスライダー空振り三振(8個目)。投球数は47
2回裏
カナダ投手は右腕ミラス
6宮城 四球
7西 送って1死二塁
8坂下 左飛で2死
9山瀬 左飛。ヒット性だったが左翼手がダイビングで好捕
2回表
日本投手は星稜・奥川
5番は151キロ外角低め直球見逃し三振。6番はスライダーで見逃し三振(5個目)。7番はスプリットで空振り三振(4連続6個目)。投球数は33
1回裏
カナダ投手は右腕ミラス
1森 四球
2武岡 送りバント成功、1死二塁
3韮沢 二ゴロで2死三塁
4石川 四球で一、三塁
5熊田 二ゴロで先制ならず
1回表
日本投手は星稜・奥川
1番を151キロ高め直球で空振り三振。2番の2球目と4球目に152キロ。スライダーで空振り三振。3番には149キロ打たれ中前安打。4番はフルカウントから151キロ直球で空振り三振
【スタメン】
1(中)森=桐蔭学園
2(遊)武岡=八戸学院光星
3(一)韮沢=花咲徳栄
4(三)石川=東邦
5(指)熊田=東邦
6(左)宮城=興南
7(右)西=創志学園
8(二)坂下=智弁学園
9(捕)山瀬=星稜
先発投手・奥川=星稜
5日の試合結果
▽米国2-1豪州
▽台湾7-2韓国
▽日本5-1カナダ
スーパーラウンド勝敗表
チーム | 試 | 勝 | 敗 | 日本 | 豪州 | 韓国 | 米国 | 台湾 | カナ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本 | 3 | 2 | 1 | - | ○ | ● | ○ | ||
豪州 | 3 | 2 | 1 | - | ○ | ● | ○ | ||
韓国 | 3 | 1 | 2 | ● | - | ● | ○ | ||
米国 | 3 | 2 | 1 | ● | ○ | - | ○ | ||
台湾 | 3 | 2 | 1 | ○ | ○ | ● | - | ||
カナダ | 3 | 0 | 3 | ● | ● | ● | - |
※1次ラウンドで対戦した同組チームとの対戦成績持ち越し
大会メモ・ルールなど
◆U18W杯 世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する、18歳以下による世界大会。81年に始まり今回が29度目。日本が高校日本代表で臨むのは04年が最初で、今回が6度目。日本は04年から高校日本代表で臨み過去は準優勝が最高。参加12チーム(A組=韓国、オーストラリア、オランダ、カナダ、ニカラグア、中国、B組=日本、米国、台湾、パナマ、南アフリカ、スペイン)。1次ラウンドは2組各6チームで総当たり戦、各組上位3チームがスーパーラウンドに進出。同ラウンドは別組の3チームと対戦。順位は1次ラウンドで対戦した同組チームとの対戦成績を持ち越し、計5試合分で決定。上位2チームが決勝へ、3、4位は3位決定戦に進む。
◆球数制限 今大会から導入。1試合49球以下は連投可能。50~104球は中1日、限度の105球に達した場合(打席中に達した場合、その打者との対戦終了まで投球可能)、中4日空けなければならない。
◆U18W杯・日本の成績◆
82年(米国)米国 準優勝 大学選抜
99年(台湾)米国 5位 沖縄県高校選抜
04年(台湾)キューバ 準優勝 ダルビッシュ有、涌井秀章、鵜久森淳志
12年(韓国)米国 6位 大谷翔平、藤浪晋太郎、田村龍弘
13年(台湾)米国 準優勝 松井裕樹、安楽智大、森友哉
15年(日本)米国 準優勝 清宮幸太郎、オコエ瑠偉、平沢大河
17年(カナダ)米国 3位 清宮幸太郎、小園海斗、藤原恭大
※()内は開催国、左から優勝国、日本成績、主な参加選手
2019-09-05 11:09:00Z
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/201909050000123.html
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