ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会は5日、1次リーグA組の日本が愛知・豊田スタジアムでサモアと対戦。日本は過去にサモアに4勝11敗。最後の対戦は4年前の前回大会で、26―5で日本が勝っている。現在、日本が2連勝中。
日本は9月28日のアイルランド戦で控えスタートだった主将のリーチがフランカーで先発に復帰。試合でチームをまとめるゲーム主将は、南アフリカ出身のフランカー、ラブスカフニが2試合連続で務める。2連勝中の日本は勝てばまた一歩、準々決勝進出へ前進する。
午後7時30分に日本ボールでキックオフ。
前半2分、SO田村が正面約25メートルのPGを決めて日本が先制。3―0とリードした。
同7分にもSO田村がPGを成功。6―0と差を広げた。
同9分、サモアもPGを決める。6―3。
同15分、サモアがさらにPGを決め、同点に追いつく。6―6。
同23分、日本が追加点。SO田村が3本目のPGを決めた。9―6。
同24分、サモアのフランカーが反則でイエローカードを出され、一時退場。日本が10分間、数的優位になる。
同27分、日本に初トライ。右サイドのWTB松島が突破。その後、左に展開し、CTBラファエレがインゴールに滑り込んだ。田村のコンバージョンキックも成功。16ー6。
同33分、サモアが3本目のPGを成功し、差を縮める。16―9。
前半終了。日本が16―9でリードして折り返した。前半はSO田村がキックを全て成功させ11得点。球を持って前進した距離はWTB松島が87メートルで両チームトップ。
後半開始。サモアボールでキックオフ。
後半4分、後半最初の得点はサモア。PGを成功させ、差を縮める。16―12。
同10分、日本のSO田村が4本目のPGを成功。19―12。
同13分、日本が2本目のトライ。左サイドのラインアウトからモールで押し込み、ナンバー8の姫野がねじ込んだ。SO田村のコンバージョンキックも成功。26―12。
同32分、サモアが初トライ。コンバージョンキックも決め、日本に迫る。26―19。
同35分、日本が3本目のトライ。途中交代で入った右のWTB福岡が決めた。SO田村はコンバージョンキック失敗。31―19。
試合終了間際、日本が4本目のトライ。敵陣ゴールライン手前のスクラムから左に展開し、WTB松島が飛び込んだ。SO田村のコンバージョンキックも成功。そのまま試合終了。日本が38―19で勝利した。
ボーナスポイントも獲得し、勝ち点を14に伸ばした。
(数値は速報値)
2019-10-05 12:30:00Z
https://www.asahi.com/articles/ASMB55K0TMB5UTQP031.html
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