フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯第2日は23日、札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位で大会連覇を狙う紀平梨花(17=関大KFSC)がシーズンベストの151・95点、計231・84点をマークし2位。2年連続のファイナル出場(12月、イタリア・トリノ)を決めた。SP首位のアリョーナ・コストルナヤ(16=ロシア)が154・96点・計240・00点で優勝した。
紀平は演技構成で予定していた冒頭の4回転サルコーは跳ばず、3回転サルコーを鮮やかに成功。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)と2回転トーループの連続ジャンプや、後半の3回転フリップと3回転トーループの連続ジャンプもきっちり着氷。演技後には笑顔が弾けた。
試合後のインタビューは以下の通り。
――演技を終えて。
「トリプルアクセルが2本ともいいのが跳べて凄く嬉しかった。ミスも少しあったので、そこを修正してファイナルでは完璧な演技をしたい」
――新しい構成に取り組んだ。
「4回転サルコーを今回跳べなかったので、もっと自信を持って他のジャンプを安定させて4回転を跳べるように練習したい」
――2日間の戦いを振り返って。
「ショート、フリーともにしっかり集中できたのは良かったが、スケーティングやスピン、加点のつくジャンプを目指したい。優勝も狙っていけるように、もっと高いレベルを目指していきたい」
――ファイナルへ向けて。
「今季の中でも非常に激しい戦いになると思う。ファイナルに向けてしっかり4回転サルコーの練習を頑張って、ショートとフリーともに今大会以上の演技ができたらいいなと思う」
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2019-11-23 09:47:00Z
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