明治安田生命J1リーグ第32節が23日に行われ、北海道コンサドーレ札幌とジュビロ磐田が札幌ドームで対戦した。
札幌はここ5試合で1勝1分3敗と振るわず。一時はACL出場権争いにも加わっていたが、直近の不振で中位に位置。残り3試合で現実的には7位でのフィニッシュを目指すことになった。スタートリストには代表帰りの鈴木武蔵、進藤亮佑、チャナティップらが揃って名を連ねている。
一方の磐田は残留へ苦しい戦いが続いている。前節FC東京に敗れたことで16位以下が確定。残り3試合はJ1参入プレーオフ出場となる16位浮上を目指す。今節敗れるようなことがあると、他試合の結果次第では降格が決まってしまう可能性もあり、是が非でも勝ち点3が必須の一番となった。
試合は序盤からホームの札幌がペースを握る。右サイドの白井康介を起点にサイド攻撃を仕掛け、前線の鈴木とアンデルソン・ロペスをターゲットとするが、磐田もGK八田直樹を中心とした守備陣が集中して対応。得点を許さない。
すると磐田は26分、右で受けた松本昌也がクロスを供給すると、ニアサイドに走り込んでいた藤川虎太朗がヒールでコースを変える。これに反応したのはアダイウトン。角度がなかったものの、強烈なシュートを叩き込み、磐田が先制点を奪った。
前半をリードして折り返した磐田だったが、大井健太郎が左足を負傷。後半頭から大南拓磨との交代を余儀なくされた。
反撃を試みる札幌は51分、福森晃斗が左サイド深くからクロスを送ると、PAに走り込んでいたA・ロペスが胸でトラップしてシュート。これがゴールに吸い込まれたが、A・ロペスが相手DFへファウルしていたとして、ノーゴールの判定となった。1点が欲しい札幌はその後、A・ロペスを下げてジェイを投入。1トップに入り、鈴木がシャドーに位置に下がった。
すると札幌は鈴木武蔵、ジェイとそれぞれ決定機を迎える。さらに88分、福森のCKに深井一希が合わせて札幌が同点に追いつく。
このままでは降格が決まってしまう磐田は、後半アディショナルタイムに荒木大吾がPA内で倒されて土壇場でPKを獲得。これを荒木自身が決め切り、試合はそのままタイムアップ。磐田が2-1で札幌を下している。他会場の結果では、16位湘南がFC東京と1-1で引き分け、17位松本が横浜FMに0-1で敗れたため、磐田は今節での降格は回避。首の皮一枚をつなぐ結果となった。
■試合結果
北海道コンサドーレ札幌 1-2 ジュビロ磐田
■得点者
札幌:深井一希(88分)
磐田:アダイウトン(26分)荒木大吾(90+7分)
2019-11-23 06:59:45Z
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPmh0dHBzOi8vaGVhZGxpbmVzLnlhaG9vLmNvLmpwL2hsP2E9MjAxOTExMjMtMDAwMTAwMjAtZ29hbC1zb2Nj0gEA?oc=5
No comments:
Post a Comment