西武は23日、「頻脈性不整脈」で療養している多和田真三郎投手について、契約保留選手のまま復帰を待つ考えを明かした。今月多和田本人と面会した渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーが直接話し合いの場を設け、「自律神経失調症」であることもあわせて公表した。
野球協約によると、多和田は2021年1月9日までが契約保留期間
西武は23日、「頻脈性不整脈」で療養している多和田真三郎投手について、契約保留選手のまま復帰を待つ考えを明かした。今月多和田本人と面会した渡辺久信球団本部ゼネラルマネージャーが直接話し合いの場を設け、「自律神経失調症」であることもあわせて公表した。
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9月に「頻脈性不整脈」を公表し、療養に入っていた多和田。その原因が「自律神経失調症」であることが渡辺GMから発表された。現状で復帰は難しく、球団は話し合いの結果、契約保留選手として復帰を待つ方針を固めた。渡辺GMによると、現在の多和田は「自宅でダンベルを使ったトレーニングはしているみたいだけど、グラウンドに出てこられる状態ではない」といい、実際に練習に参加できる程度まで回復してからの契約となる見込みだ。
野球協約第74条によると、契約の保留は名簿が公示された年度の翌々年1月9日まで可能。多和田の場合は2021年1月9日までが契約保留の期間となるが、それ以降で契約を結ばない場合は資格停止選手となる。過去に「自律神経失調症」を公表して療養した選手にはソフトバンク・中村晃らがいる。
多和田は富士大から2015年ドラフト1位で西武入団。3年目の昨季は16勝を挙げて最多勝利のタイトルを獲得した。しかし今季は12試合登板、1勝6敗、防御率5.83にとどまった。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
2019-12-23 06:35:24Z
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