競馬で女性騎手として注目を集める藤田菜七子騎手がJRA=日本中央競馬会の重賞レースを初めて勝利しました。
藤田騎手は、8日千葉県の中山競馬場のダート1200メートルで行われた重賞、G3のカペラステークスで2番人気のコパノキッキングに騎乗しました。
抜群のスタートを切った後、先行する馬たちを見る絶好の位置でレースを進め、最後の直線で外側のコースに持ち出すと力強く追い上げ、先頭でゴールしJRAの重賞レースを初めて勝利しました。
日本人の女性騎手でJRAの重賞を勝利するのは藤田騎手が初めてです。
22歳の藤田騎手は2016年にJRAで16年ぶりに誕生した女性騎手で、3年目の去年、JRAの女性騎手の最多勝利記録を更新しました。
ことしも順調に勝ち星を増やし、初めての重賞勝利となったカペラステークスを含めて42勝をあげ、通算の勝利数を89勝まで伸ばしています。
藤田騎手は「いい手応えでレースを進めることができました。すばらしい馬に乗せてもらい成長することができているので感謝しています」と話していました。
2019-12-08 08:27:45Z
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