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Thursday, February 27, 2020

買って損なしの実力モデルがズラリ! スーパーハイト軽 4大モデル大研究 - Goo-net(グーネット)

新型車情報[2020.02.28 UP]

買って損なしの 実力モデルがズラリ!スーパーハイト軽4大モデル大研究

ここ数年、N-BOXが圧倒的な強さを見せつけていたが、昨年デビューのタント、そして間もなくデビューのeKスペースと、N-BOXを徹底研究した強力ライバルが戦いを挑んできた。まさにスーパーハイト軽を選ぶには最高の環境が整いつつあるのだ。どのモデルがベストチョイスなのか? その答えをお教えしよう。

この記事の目次

売りである広さは横一線 使い勝手&装備の差が重要

 スーパーハイト軽は、2L級ミニバンをセカンドシートで切り落としたようなクルマである。全高は2L級ミニバンより50mmほど低いが、室内高はほぼ同じ。室内長も2L級ミニバンのセカンドシートあたりまでの長さがある。明確な違いを感じるのは室内幅とシートが一列2名に限定されることだが、軽自動車でこの広さが堪能できれば正直なところ十分。この開放感と利便性の高さが味わえることが、このクラスの魅力だ。

 ミニバン同様に、一度その便利さや乗車感覚にハマってしまうと代替が利かないこともあり、いまや軽自動車を生産するメーカー全てが、販売戦略の柱としてラインナップしている。

 ただし、各モデルともゆとりある室内寸法を売りにしているが、実際に使用する際にはあまり違いを感じにくい。むしろ使い勝手やどう楽しめる? が重要だ。

 またレジャー用途も考えているならば、高速長距離適性のチェックも欠かせない。動力性能と操安性が比較ポイントになるが、それ以上に重視したいのが運転支援機能。具体的にはACCとLKAだが、その機能の優劣だけではなく、装着設定の差が大きいので、選ぶ時には注意が必要だ。

MITSUBISHI eKスペース/ eK Xスペース

求められる全てが最新仕様ついに追撃が始まる

 いち早く新世代モデルに切り替わったライバル勢を追いかける格好だが、それゆえパワートレーンもシャシー性能も安全運転支援も、ミツビシ軽の最新仕様が注がれる。従来型はライバルの後塵を拝していたが、一気にこのクラスの有力モデルに躍り出そうだ。

HONDA N-BOX

価格帯:141万1300〜 212万9600円

このクラスを代表する揺るぎなき王者!

 安全運転支援機能を備えるホンダセンシングなど、軽自動車としてはいち早く充実の機能を採用。2017年のデビュー以来、軽自動車販売台数のトップを走り続ける、名実共にこのクラスを代表する一台。最新ライバルと比べてもその実力はまったく見劣りしない。

DAIHATSU タント

価格帯:124万3000〜 197万4500円

昨年デビューの最新型は走りの質感にも自信あり

 昨年夏にデビューした現行モデルは、従来のファミリーカー的なイメージに新たな魅力も加えて大進化。新世代シャシーやパワートレーンを採用することで、良質な走りも武器にしている。安全運転支援機能も充実するなど、N-BOXから王者奪還を狙える最右翼だ。

SUZUKI スペーシア/ スペーシアギア

価格帯:135万8500〜 194万3700円(スペーシア) 164万4500〜184万6900円

SUV風にアレンジしたスペーシアギアも選べる

 N-BOX/タントと共にスーパーハイト軽の人気を支えるスペーシア。前身のパレットから数えて第3世代モデルとなる現行型は、他に先駆けてシャシー&パワートレーンも新世代型に更新されている。SUVテイストを加えたスペーシアギアが選べるなど選択肢も豊富だ。

[キャビン&ラゲッジ] 注目比較ポイント1

eKスペース

アレンジ範囲は広め意心地の良さも長所

 従来型と比較するとベルトラインが若干高くなっているが、囲まれ感は少なく、リヤシートからの見晴らしも良好。リヤシートにはロングスライド機構とリクライニング機構も備わり、状況に応じたアレンジ範囲も広めである。なお、プロトタイプでは従来型には採用されている、足元ダイブダウン格納機能を確認することはできなかった。

シートバック部分に若干の傾斜があるものの、スペース一杯まで有効活用できる自由度の高さは、スーパーハイト軽の大きな強みだ。

優秀なシートアレンジ積載性はかなり優秀

 高めのベルトラインや座面高の設定など、レジャー用途を意識したユーティリティ重視の設計が特徴。中でもリヤシートは、座面跳ね上げとワンタッチダイブダウンの二通りの格納が可能で、日常用途からレジャーまで対応力が高い。標準サイズの買い物用自転車が楽々と積載できるなど、柔軟な運用ができることは大きなセールスポイントだ。

座面が床下に大きく沈み込むダイブダウン式の採用はN・BOXの強みの一つ。ラゲッジ床面は完全にフラット状態になることが分かる。

ピラーレス構造がもたらす乗降の良さは大きな武器

 見晴らしの良さを意識した高めの座面設定を特徴としているが、この設計は他モデルも採用してきており、圧倒的な武器とは言い難い。だが、助手席側のセンターピラーレス構造はタントのみの武器であり、圧倒的な乗降性の良さは健在だ。リヤシート機構はスライド&リクライニングを可能とするワンタッチダイブダウン式を採用する。

リヤシートはダイブダウン機能を備えるワンモーション格納タイプだが、シートに厚みがあるため格納時には少し段差ができてしまう。

スペーシア

多様なユーティリティはレジャーシーンでも輝く

 着脱式の助手席アンダーボックスやリヤシートのワンタッチダイブダウンやスライド&リクライニングなど、ファミリー&レジャー用途向けのユーティリティを早くから採用している。インパネのデザインは相対的にはレジャー志向が強い。派生モデルのスペーシアギアのSUVルックにも見事にマッチしているのが印象的だ。

シート格納時は床下に座面がスマートに沈み込むため、ラゲッジスペースは完全にフラットになる。ユーティリティ性重視の設計が光る。

[動力性能&ドライバビリティ] 注目比較ポイント2

eKスペース

eKワゴンと同志向と予想。活発な走りが楽しめるはず

ekワゴンと同じ新世代エンジンが採用される。NAユニット+モーター、ターボユニット+モーターの2タイプが用意されるだろう。

 eKスペース向けにどのくらい手を入れているかは不明だが、eKワゴンの特性を引き継いでいるとすれば、動力性能、操縦性ともに活発さを前面に出した特性と予想できる。早めのダウンシフトと回転数で稼ぐ加速や、姿勢変化反応が良い軽快な操縦感覚は、力感や落ち着きには乏しいが、操る手応えを求めるドライバーには喜ばれるだろう。

操安性の良さのみならず動力性能もかなり優秀

ターボは64PS/10.4kg・mを発揮。NAは58PS/6.6kg・mと、ライバルのNA車よりも若干高めのスペックが与えられている。

 操安性の良さはも大きなアドバンテージ。高速コーナリングでは車体サイズを意識させない据わりの良さを示し、操舵に神経質になる必要もない。それでいて街乗りや低中速では軽快で、穏やかなストローク感で乗り心地も良好だ。回転上昇を抑えながらも力感溢れるパワートレーンと相まって、走りの車格感は一歩上ゆく存在だ。

ロングドライブ適性もかなり高いレベル

NA(52PS/6.1kg・m)とターボ(64PS/10.2kg・m)が用意される。共に低中速域の出足の良さと省燃費性を武器にしている。

 高速安定性の向上は、現行型の改良点の一つ。ストロークするほどに粘るサス特性が与えられたことで、軽快さと安定性を高レベルで両立している。ただし、先代に比べると乗り心地の「癒し」感は減少してしまった。パワートレーンは踏み込み直後のトルク立ち上がりの早さが印象的だ。

スペーシア

巧みな動力アシストにより力感に富んだ走りが楽しめる

NAとターボが用意されるが、全てのグレードがISG(モーター機能付発電機)を備えるマイルドハイブリッド車になる。

 マイルドハイブリッドの電動パワーアシストの使い方が実に巧み。巡航からの加速初期にアシストがかかり、加速反応の向上と回転上昇を抑制してくれる。穏やかな回転数変化もあって、実際の走りはスペック以上の力感を感じることができる。フットワークはタウンカーらしい穏やかな乗り心地。基本的な操縦特性は安定性重視でセッティングされている。

[安全&運転支援機能] 注目比較ポイント3

eKスペース

マイパイロットが載るならばその性能はトップレベル

※写真はeKワゴン / 高速道路などの単一車線走行時にアクセル/ステアリング操作を支援するマイパイロットは間違いなく採用されるだろう。 ※写真はeKワゴン / 高速道路などの単一車線走行時にアクセル/ステアリング操作を支援するマイパイロットは間違いなく採用されるだろう。

N-BOX

上級モデル顔負けの 充実機能が全グレードに標準装備

歩行者検知対応や高速型のACCがNAモデルを含んだ全グレードに標準装備されることは嬉しいポイント。

 停止保持全車速型ACCや走行ライン制御LKA、夜間歩行者対応衝突回避、標識認識等を採用するなど機能は軽自動車トップクラス。BSMやRCTAこそ非採用だが、上級クラスにも負けない内容が与えられている。しかも、ACC/LKAを含むホンダセンシングを全グレードに標準装着。軽基準ではなくホンダ車基準でも優秀だ。

タント

全車速型ACCやLKAなど最新の運転支援が用意されるが、OP設定で装着できるのはターボ車のみというのは少々残念な部分。

一部の上級機能はOPだが 基本機能は申し分なし

 停止保持機能はないもののACCは全車速型を採用。LKAも走行ライン制御型が採用される。この2つの装備はターボ車のOPに限定されるが、逸脱抑制型LKAやオートハイビームを含む次世代スマートアシストは全車に標準で装着される。タウンユース中心の軽としてなら、標準装備だけでも充実した安全&運転支援機能を備えている。

スペーシア

ACC&LKAが無いことはもはや大きな泣き所

運転支援機能が未設定なことは弱みだが、歩行者対応のエマージェンシーブレーキや誤発進抑制機能など、安全装備は最新機能が備わる。

 オートハイビームや標識認識も備え、衝突回避機能も歩行者対応型。さらにこのクラスでは唯一となるHUDも設定するが、ACCとLKAは設定されておらず、車線維持支援も逸脱警報止まり。運転支援機能は半世代前の印象が否めない。ただし、ACC/LKAを除けば、グレード展開も含めて充実した内容が用意されている。

結論 / レジャーでも使いたいならば 運転支援の充実は最重要ポイント

 スーパーハイト軽が求められる主戦場は、タウン&ファミリーとレジャーになるだろう。街中が中心となるタウン&ファミリーならば使い勝手の良さが重要になるが、ここは車両開発の基本中の基本であるだけに、4モデルともそつがない。キャビンの快適性やシートアレンジ、ユーティリティなどが選択の決め手になるのが理想だが、実際は内外装の意匠の好みが大きく影響する。

 一方、レジャー適性を重視するなら、4モデルは積載性こそ同等だが、動力性能と運転支援は違いがある。フットワークと運転支援の2点でN-BOXが一歩リードするが、eKスペースとタントも運転支援に絞り込むならば、N-BOXに勝る部分がある。厳しいのはスペーシアでACCとLKAが非設定なのは大きなウイークポイントと言わざるを得ない。

 タウン&ファミリー重視ならば、4モデルの差は僅かなので、どれを選んでも大差はないが、レジャーなどで高速長距離運転が多いというならば、運転支援が充実する3モデルを選ぶのがベターな選択だろう。

eKスペース

●新型は全方位にパワーアップ スタイリングに注目が集まるが、新型は従来型に比べて全方位でパワーアップを果たしているのは間違いない。特に安全運転支援機能の充実は大きな武器になるはずだ。

N-BOX

●トップランナーの 壁はやはり高い デビューから3年近く経過したが、総合性能は未だにトップクラスを走っている。バランスの良い高機能を武器にするeKスペースやタントでもこの壁を崩すのは難しいだろう。

タント

●便利に使いたい ユーザーには最適 洗練感やユーザーフレンドリィな乗り味、多彩なユーティリティを併せ持つタントは、利便性を重視するファミリー用途ならば、第一の選択肢になるモデルだ。

運転支援機能の 改良が望まれる

●スペーシア 巧みなユーティリティや力感溢れる動力性能など、スーパーハイト軽に求められる多く性能をバランス良く持っているが、運転支援機能が遅れていることが本当に残念だ。

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February 28, 2020 at 06:20AM
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