仙台市青葉区小松島の生鮮スーパー「ウィンマート」が、顔認証ゲートを導入し、６月から夜間の無人営業を始めた。最新技術を使って、人手をかけずに夜間利用の新たな客層を呼び込み、売り上げアップを目指したい考えだ。
同店は２４時間営業だが、無人営業は午後７時から午前８時まで。店舗の入り口を１か所に限定し、顔認証で開くゲートを通って入店する。商品には全てバーコードが貼られ、セルフレジを利用して決済する仕組みだ。当面はキャッシュレスで会計を行う。
利用には、事前に店員がいる時間帯に顔を撮影し、登録する。顔以外の氏名や住所、電話番号など個人情報の登録は必要ない。
同店はこれまで午後７時で営業を終了していたが、昨年、セルフレジやカメラを導入したことをきっかけに夜間の無人営業の準備を進めてきた。導入経費は約１０００万円。既に１００人以上が登録し、今後は５００人の登録を目指す。
佐々木幸広社長（６３）は、「顔認証で『見られている』という感覚は犯罪の抑止力にもなる」とし、「夜にコンビニを利用する若い人たちに、どんどん使ってもらいたい」と話した。
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June 07, 2020 at 03:38PM
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夜間は無人のスーパー、顔認証で入店…「犯罪の抑止力にも」 - 読売新聞
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