地球から16光年離れた恒星の表面で起きた巨大な爆発現象「スーパーフレア」の高精度な観測に成功したと、京都大や国立天文台などの研究チームが21日までに、日本天文学会の論文誌に発表した。太陽で観測されるフレアと仕組みが似ていることも判明した。
スーパーフレアは、過去に観測された最大級の太陽フレアの10倍以上のエネルギーを放出する。太陽でも起きる可能性があり、放射線やガスが地球を襲えば通信や送電施設、人体に甚大な被害が出るとの見方が強い。観測した京大大学院生の行方宏介さんは「今後も様々な星の観測を進め、太陽で起きた場合の影響想定に役立てたい」と話した。
チームは昨年3月22日、京大岡山天文台(岡山県浅口市)の「せいめい望遠鏡」で「しし座AD星」の観測を始め、初日に最大級の太陽フレアの20倍というスーパーフレアをキャッチした。
光を波長ごとに分けたデータの解析から、放出された放射線が大気を加熱するという太陽フレアと同様の現象を確認。放射線量は推定で太陽フレアの10倍以上あることも分かった。4月にかけ、小規模なフレアを11回観測することもできた。
スーパーフレアは太陽に似た星では数百~数千年に1度しか起きず、観測が難しい。これより小さな規模でも太陽で起きれば、200兆円相当もの被害が出るとされ、発生メカニズムの解明が急がれている。〔共同〕
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July 21, 2020 at 06:00PM
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「スーパーフレア」観測 京大などのチーム、高精度で - 日本経済新聞
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