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Thursday, August 13, 2020

3億円超の新生スーパーカー「T.50」登場! 開発者は何者か?(GQ JAPAN) - Yahoo!ニュース

大の音楽マニア

孤高の天才自動車デザイナー、ゴードン・マーレイは大の音楽マニアで、ボブ・ディランやビートルズをこよなく愛する。唐突ながら、彼の音楽への愛情を示すエピソードをひとつだけ紹介しよう。 1977年、マーレイはイギリスからブラジルに向かう際に超音速旅客機のコンコルドを利用する。狭い機内はほぼ満席だったが、なぜかマーレイの隣だけが空いていた。 離陸後、水平飛行に入ったときにキャビンをひとめぐりしたところ、おなじ便に彼が愛して止まないビートルズのジョージ・ハリスンが乗っていることに気づく。高鳴る鼓動を抑えて自分の席に戻ると、今度はハリソンがマーレイのところにやってきて「隣に腰掛けても構いませんか?」と申し出たのである。「どうぞ」と何気ない振りをして答えたマーレイに、ハリソンは「お邪魔して申し訳ありません。実は私はF1の大ファンで、この席に移ってきたのもアナタのクルマが大好きだからなのです」と、打ち明けたという。 こうしてマーレイとビートルズのメンバーとの交流が始まり、1980年にジョン・レノンが非業の死を遂げたときには、ポール・マッカートニーやリンゴ・スターとともにハリソンの自宅に招かれ、ともにレノンの死を弔ったそうだ。そのときの写真は、いまもマーレイの自宅に飾られている。 かくも音楽を深く愛するマーレイは1946年に南アフリカのダーバンという街で生まれた。幼い頃から様々な文化に触発され、自動車エンジニアリングにも並々ならぬ関心を抱いていたマーレイは、23歳のときに故国を離れてイギリスに移住。それは南アフリカでは触れることが難しい様々な文化的な体験をするのが目的だった。 イギリスに渡ったマーレイは当初、入門用フォーミュラを設計するつもりだったが、運よくF1チームのブラバムに迎え入れられる。しかも、2年後にはテクニカルディレクターに抜擢され、ほぼひとりでF1マシンを設計することになる。その後、1986年までブラバムに在籍し、冷却用ファンでダウンフォースを生み出す通称“ファンカー”やレース中にタイヤ交換や燃料補給を行うレース戦略といった革新的アイデアを生み出し、決して強豪チームとはいえなかったブラバムに2度ワールドチャンピオンのタイトルをもたらしたのである。

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