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Friday, September 11, 2020

ホンダの「最新スーパーバイク」正統進化の凄み - toyokeizai.net

「CBR1000RR-R」は完全新設計モデルで発売

フルモデルチェンジを図ったホンダの大型スーパースポーツモデル「CBR1000RR-R FIREBLADE SP(グランプリレッド)」は2020年3月に販売を開始した(編集部撮影)

「CBR1000RR-R FIREBLADE SP(以下:CBR1000RR-R)」に、ツインリンクもてぎで試乗することができた。ホンダが誇るスーパースポーツモデルの最高峰マシンだ。

読者の皆さんの中にも、「CBR」という車名をご存じの方も多いだろう。そもそも、CBRというネーミングは、ホンダが提案するスポーツモデルの中でも高性能マシンを意味し、その歴史は1983年まで遡る。

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当時は、ミドルクラスである排気量400cc上限のマシンは、国内の免許制度もあり各メーカー間の開発競争が熾烈であった。ホンダは、1959年より続いている「CB」ブランドに「R」をつけることにより、よりスポーツ性を印象付ける販売戦略を採る。それが当時、人気を誇った「CBR400F」だ。

その後、CBRシリーズは250ccから1000ccまで展開され、多くのライダーの支持を受ける。しかしながら、当時のホンダは、スーパースポーツモデルをV型4気筒エンジン搭載マシンに移管しつつあり、CBRはマイルドな乗り味のマシンへと進化。一方、ライバルメーカーは、最大排気量を1000ccとしながらも究極のレーサーレプリカ時代へ突入し、ホンダとは別の戦略を採っていった。

ライバルとは異なる進化でヒットモデルへ

ホンダの大排気量CBRは、いつしか穏やかなスポーツモデルとなり、レーサーレプリカ全盛の時代において、販売戦略へも影響が出始めていた。そこでホンダは、大きく重くなる1000cc級のスーパースポーツマシンではなく、750ccとの中間ともいえる900ccに着目。

「CBR1000RR-R FIREBLADE SP」の筆者による試乗風景(編集部撮影)

エンジンを受け止めるシャシーサイズも、フルスケールの1000cc級ではなくコンパクトな600~750cc級のディメンションを採用することで、1992年に小さく軽い高性能マシン「CBR900RR」を発売する。

「トータルコントロール」を掲げたマシンは、ライバルメーカーからすれば盲点ともいえる施策で、1つひとつの部品の軽量化に徹底的に取り組み、2クラス下の車両重量に1000ccクラスに近いパワーのエンジンを搭載したことで、世界中のライダーから支持を得ることに成功した。

その後、CBR900RRはユーザーニーズに応えるべく、都度排気量の拡大を行い、1000ccまでバージョンアップされてきた。今回、試乗したCBR1000RR-Rは、そういったホンダの持つノウハウを惜しみなく投入したマシンである。

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