主要食品スーパー15社(下記)の2019年度決算によると、経常利益率がスーパー経営の合格ラインとされる2%を超えたのはわずか3社だった。7社が1%台で、1%未満が5社だった。経常利益の不明な企業も少なくなく、低利益率企業や赤字企業が増えていると見られる。
利益率の最高はタイヨーの5.10%で、4%台はなく2位のアスタラビスタが3.23%、3位ゆめマート熊本が2.60%(営業利益率)だった。アスタラは売上高159億円の中堅だが、店舗が福岡県筑後地方と佐賀県東南部に集中し経営効率が高い。
4位マルキョウはリテールパートナーズ傘下入り前の16年9月期には2.99%と3%に近かったが、年々低下をたどり1.92%と2%を切った。
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