イベリア半島3連戦中の「FIMスーパーバイク世界選手権」第11戦はポルトガルのポルティマオにあるアルガルヴェサーキットで10月1日(金)~3日(日)に開催。コロナ禍でF1、MotoGPを開催し、一気にメジャーなコースになった感があるアルガルヴェですが、スーパーバイク世界選手権では2008年からレースを開催してきたサーキット。1周4.6kmのハイスピードかつテクニカルなコースはチャンピオン争いを決定づける戦いを演出しそうです。
さて、前戦のヘレスでは「スーパーバイク世界選手権」「スーパースポーツ世界選手権」と併催の「スーパースポーツ世界選手権300」で非常に痛ましい事故が発生しました。MotoGPライダー、マーヴェリック・ビニャーレスの従兄弟でもあるディーン・ベルタ・ビニャーレスがレース中の事故で命を落としました。遺族の意向もあり、スーパーバイク世界選手権などのレースは開催続行となりましたが、スーパーポールレースが中止され、レース1、レース2を日曜日に行うことになりました。
ヘレスのレースを迎えるまで僅か1点差と接近した状態だったトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)とジョナサン・レイ(カワサキ)。悲しみの中行われたレース1、レース2ではラズガットリオグルが連勝をし、レイとの差を20点に拡大しました。
レース1ではラズガットリオグルとレイの激しいバトルが見られましたが、レース2でラズガットリオグルを脅かしたのはランキング3位のスコット・レディング(ドゥカティ)。シーズン中盤からレディングは毎ラウンド必ず表彰台に上がり続けており好調です。
一方、ランキング2位のジョナサン・レイ(カワサキ)はレース2でソフトタイヤに問題を抱えてペースが上がらずに5位フィニッシュ。1ラウンド3勝を飾った第5戦アッセン以来、なんとスーパーポールレース以外の優勝がないままここまで来てしまいました。
今季はカワサキ勢が精彩を欠いているというよりはトプラク・ラズガットリオグル(ヤマハ)の強さが際立っている感があるレースが続いており、ヘレスはメンタル面を含めてラズガットリオグルの強さが見えたレースになりました。
からの記事と詳細 ( 【FIM スーパーバイク世界選手権2021 第11戦 ポルティマオ(ポルトガル):プレビュー】ラズガットリオグルが10勝目で一歩リード(J SPORTS) - Yahoo!ニュース )
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