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Tuesday, October 5, 2021

スーパーシティも関係 「ソサエティー5.0」を1分で説明できますか - 日経ビジネスオンライン

時代が変われば新しいキーワードが生まれる。知らないままだと、恥をかくことも。そんな新たな時代を表す注目用語をまとめたのが、『日経キーワード2021-2022』(日経HR)。本書から一部抜粋して重要キーワードを紹介します。

ソサエティー5.0

 内閣府によればソサエティー5.0(Society 5.0)は「狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すもの」とされ、「第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱」されたものである。具体的には「サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間中心の社会(Society)」とされる。

 これまでの情報社会では、知識や情報の共有、分野横断的な連携などが不十分であったとされ、社会的な課題に十分に対応できなかったとされるが、このソサエティー5.0では、「IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服」するものとされている。ITを中心とした技術革新により、「経済発展」と「社会的課題の解決」を両立する社会を志向するものである。政府はソサエティー5.0の考え方に基づく次世代都市「スーパーシティ」構想を掲げており、2020年5月には実現に向けた制度の整備などを盛り込んだ「改正国家戦略特別区域法」が成立した。

本内容は、『日経キーワード 2021-2022』発行時点(2020年12月)の内容になります

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