食品スーパーの関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)が、エイチ・ツー・オー(H2O)リテイリンググループとの経営統合を巡って足元を揺さぶられている。首都圏地盤のディスカウントスーパーで、第3位株主のオーケー(横浜市)が関西スーパーの買収意向を示す中、同社が10月29日に開いた臨時株主総会で統合議案を僅差で可決し、H2Oとの関西スーパー争奪戦は決着したかに見えた。しかし、事態は直後に急転した。総会に諮られた議案の賛否を決める投票の集計にオーケーが疑義を示し、統合の差し止めを求める仮処分を神戸地裁に申請。司法判断によっては、再編が白紙となる可能性も出てきたからだ。
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