Amazon Prime Videoの婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』シーズン4。4代目バチェラーは昨年、男女逆転版『バチェロレッテ・ジャパン』で最後の2人まで残り、話題を集めた実業家の黄皓(こう・こう)氏。彼のパートナーの座をめぐって、性格もバックグラウンドも異なる複数名の女性たちが競い合う番組が現在、エピソード7まで配信中。ORICON NEWSでは、3人の女性の家族への対面を経て、黄さんが重大な選択を下すエピソード7をプレイバックする。※以下、ネタバレを含みます。
いよいよ残る参加者は休井美郷さん(29)、藤原望未さん(25)、秋倉諒子さん(30)の3人のみとなった。前回でプーケット篇は終了し、ここから先はより具体的に結婚をイメージすべく舞台を日本に移し、参加女性の家族に黄さんが会いに行く。3人がやってきたのは海が望めるチャペル。久々に黄さんと対面に胸をふくらませる彼女たちはまず両親に電話をかける。藤原さんは母との電話を終えると他の2人違って自分は悩んでいることがあり「黄さんに伝えるか迷っている」という。
まず黄さんがやってきたのは大阪。「心の距離は縮まっているし一番安心して自分を預けられる」という休井さんのもとへ。休井さんが前回、絵に描いた家の近くの一本道の先で再会する2人はさっそくハグ。「俺の地元に似てる」と懐かしみながら手をつないでお散歩しながら川べりの休憩スペースに腰掛けると、休井さんの妹・美夏さんがやってくる。そして3人は港にやってくると、釣りをしていた父・良行さんと対面。休井さんは「ほんまに大事に思っている人でパパと打ち解けてくれたらうれしい。お願いがあって、もしかしたら家族になるかもしれないから、家族でしたいことがあったら伝えてほしい」とお願いする。
残された黄さんと良行さんは親しげな雰囲気で釣りを始める。餌の付け方や竿の投げ方をレクチャーされ「美郷が醸し出す空気感に近い」とリラックス。良行さんも黄さんが好印象だったようだが「これから娘とお付き合いされる男性と思って話してました。いいひと止まりかな。それ以上のことを僕から言うことはないかな」とした。
先に帰宅して料理をしていた休井姉妹と母・利枝さんが2人を明るく出迎える。食卓を囲んで和やかな雰囲気で、改めて休井さんとの相性の良さを実感。食事後、黄さんは両親と3人だけでの会話を提案する。娘の結婚相手に望むことを良行さんは「仕事を頑張ると一緒くらい良い家庭を作る。うまいことバランスをとってくれる人がいい」、利枝さんは「とにかく美郷を守ってくれる人、美郷を一番に考えてくれる人であってほしい」と話す。黄さんは「僕は守れると思う」と自信をみせる。そして無事、両親ともに信頼を得て、良行さんは「娘の気持ちに答えてほしい」と願う。
今度は休井さんと2人になった黄さんは「不安なことはないの?」と聞き、休井さんは手紙を手渡す。「つらいときはぎゅっとして抱きしめてあげる」「なにがあっても、絶対的に皓さんの味方でいる」と書かれていた。そこで「いわへんと思おうと思ったけど、私に好きとか言ってくれたこと一度もないよな」と踏み込む休井さんに「好きだよ。好きじゃない人のためにここまで来ない」と笑う。結婚が身近なものになり、さらに気持ちを高める休井さんだった。
■「弱った時に守られたい」黄さんの本音に女性の父が与えた金言
元々、黄さんと友だちだった秋倉さん。海の見える広場で黄さんを待つ。やってきた黄さんに、この場所は前回、絵にも描いた対岸に東京が見渡せる思い入れのある場所だと話す。彼女の父が投資家だと聞き「(自分とは)気が合うのでは」と期待。そこにカッコいい赤い車でやってきたのは犬を抱えた母・史さん。その登場の仕方にややビビり気味の黄さんだが、バリバリのキャリアウーマンだった史さんの話を聞き、親近感。2人は史さんの運転で秋倉家へと向かう。
エプロン姿で出迎えたのは父・敏夫さん。秋倉さんは「プーケットの旅で3、4年ぶりに会って結婚を考えるくらい真剣に思ってる人なので優しくしてください」と紹介する。敏夫さんが用意していたのは特製の餃子。黄さんの家でも餃子ワインパーティーを開くほどの餃子好きであることから共通点を喜ぶ。黄さんも交えて餃子作りを和気あいあいと楽しむ。キッチンに並び、秋倉さんは「彼の実家の餃子も食べれたらいいな…」と夢見る。改めて食卓につくとさっそく自分の印象を質問。父から「すごくいいですね」と優しく受け入れてもらう。
だが史さんは気になることとして「諒子のことは好きですか?」と直球質問。最初は友達だったことで戸惑いもあったが「不思議とちゃんと好きになった。女性としても魅力的だし、人としても大好き」と話し、史さんはひと安心。ここで、黄さんは敏夫さんと2人で話す時間をもらう。黄さんは自分が結婚したい理由のひとつとして「自分が弱ったときに守られたい」というと、おおらかながら敏夫さんは「私はしてあげることは好きだけどしてもらおうと思わない。これだけしたから、守ったから、家族にこれをしてくれ、自分が弱った時に助けてくれって思わないんですよ」「自分がやりたいことをやってる」と静かに考えを明かす。家族への大きな愛情や懐の深い敏夫さんに感銘を受けた黄さんだった。
最後に玄関の前で秋倉さんと話をする黄さんは「自分のことをまっすぐ見てくれる人。みたいに愛情を表現してくれる人もいればそうじゃない人もいた。側にいてくれる人を守りたいし、それ以上に愛したい」としながらも「自分を見てないって最初の頃思ってたとしてもその人といたい、と理由のない感情を抱いたこともあったし…なにが正解なんだろう」と素直に迷いを明かす。秋倉さんは「自分の好きな人の方が良いと思う。本能の赴くまま。もし失敗しても自分の選択だから仕方ない。それで学ぶことがあればいい」と助言する。そして「過去の話とか、みんなしてたと思うけど過去の自分だし、相手はハオハオ(黄さん)じゃない。そこは心配することじゃない」と言葉をかけ、黄さんを抱きしめる。
■「どうしていいかわからない」元カレが忘れられない女性が涙の謝罪
藤原さんとの待ち合わせは、彼女がよく遊んでいた公園。なにか伝えたいことがあるよう藤原さんと、久々に会えることにうれしそうな黄さん。彼女の両親について話が弾むなか藤原さんが連れてきたのは体育館。「ここできょうは両親と一緒にバドミントンしよう」と提案する。家族に受け入れてもらえるかどうかちょっぴり不安な黄さんのもとに父・重利さんと母・久美子さんがやってくる。さっそく黄さんと藤原さんと両親がペアとなりバドミントンのラリーをする4人。緊張もほぐれ、和やかな雰囲気となる。
次にやってきたのは旅館。父と黄さんに温泉で汗を流すことを提案する。一緒にお風呂に浸かりながらコミュニケーションをとる2人。藤原さんに合うタイプについて聞くと「あまり頼りがいがあるようだとケンカになっちゃうのでは。ある意味包容力がある人がいいんじゃないかな」と答える。一方、藤原さんは母に黄さんとの相性を客観的に聞き「合うんじゃないかな。ただ結婚となったらまたちょっと」と意見をもらう。藤原さんの本心がまだ見えていないという黄さんに重利さんは「感情表現は下手なのかも。それは(気持ちを)汲み取ってあげないと」とアドバイスする。
お風呂から上がり食事を楽しむ4人。自己開示があまり得意でないという黄さんは藤原さんと自分に似たものを感じるといい「すごくわかる」とうなずく藤原さん。両親から藤原さんの様子をきいても、いまいち、黄さんは彼女をつかめていない様子。黄さんがお土産を取りに行っている間、両親は藤原さんに選択を託すも「迷いがある。私自身の問題だから」となにやら抱え込んでいた。そして藤原さんは黄さんと2人になると「ずっと言えてなかったことなんだけど…私のなかで、ずっと忘れられてない恋がある」と切り出す。
「ここに来て新しい恋をして忘れられるかなと思ったし、皓くんと過ごしてその恋を忘れられるって思ったときもあった。(黄さんと)会えなかったときに忘れられてない恋への想いが大きくなって、皓くんのことを好きな気持ちは今もあるけど自分のなかで、彼への想いが強くなる。どうしていいかわからない。好きな気持ちは確実にあるけど、彼の存在を追い出すことができない。今になってこんなことを言ってしまって本当にごめんなさい…」と打ち明ける。
静かに藤原さんの言葉を聞いていた黄さんは彼女にジャケットをかけてあげなから「そういう気持ちはそれを受け入れる準備がある人にしか伝わらないから。受け入れる空間がノンちゃんのなかにないなら、男としての引き際を持つべき…」と考えを明かす。その場を立ち去ると涙を流す藤原さん。確実に藤原さんに引かれていた黄さんはローズを渡すべきなのか迷い、思い悩む。
そしていよいよ、ローズセレモニー。黄さんは「今いる3人それぞれがとても好き。誰かとお別れしないといけない。自分の人生の決断を自分でしなければいけない」と決意。「私は黄さんに恋をしてたと思うけど、それが愛ではないのかもしれない」という藤原さんの一方、「日に日に想いが増している」(休井さん)「より結婚生活がよくわかった。具体的に感じられた」(秋倉さん)。ドレスに身を包んだ3人はリムジンに乗って夜のチャペルへとやってくる。自分の気持ちを伝えたことに後悔はないという藤原さん。
まずは3人への感謝を述べる黄さん。「3人の家族に会えたことが光栄。次は僕の両親にあってほしいのでこれから側にいてほしい人の名前を呼ばれていただきます」。最初に名前を呼ばれたのは秋倉さん。そして次に休井さん。ここでお別れとなる藤原さんはまず先に2人に向け言葉をかけ、離れた場所で黄さんと2人になる。「初めて会った日からきょうまで本当にありがとう。とてもすてきで価値のある旅だったって今は心から思ってる。そう思わせてくれたのは皓くんだから…本当にありがとう」と抱きしめ合う。自分の側にいない人のために時間をあけることはもうない、と去っていく藤原さんを見送る。次回はいよいよ最終話。2人はそれぞれ黄さんの両親への紹介を経て、最後の一人が選ばれる。
関連キーワード
おすすめ情報
からの記事と詳細 ( 『バチェラー・ジャパン』Ep7、“お気に入り女性”最終話直前にまさかの告白「本当にごめんなさい」 - 中日新聞 )
https://ift.tt/3rXUGlf
No comments:
Post a Comment