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Tuesday, February 8, 2022

スーパーから消えた「熊本県産」 アサリ産地偽装問題の影響広がる | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

鮮魚コーナーに並ぶ中国産アサリ=8日、鹿児島市の城山ストアーフレッセ高見馬場店

鮮魚コーナーに並ぶ中国産アサリ=8日、鹿児島市の城山ストアーフレッセ高見馬場店

 産地偽装疑惑を受け、8日から熊本県産の生鮮アサリの出荷が停止された。鹿児島県内のスーパーでも、「熊本県産」の撤去や他県産への切り替えなど対応に追われている。

 直営70店を展開するエーコープ鹿児島(鹿児島市)は、産地の確認ができないことを理由に店頭から「熊本県産」を撤去した。アサリの販売自体も取りやめ、「再開時期は今のところ未定」とする。生協コープかごしま(同市)は、配達分を含めて殻付きアサリの取り扱いを見合わせている。

 鹿児島市に4店舗ある城山ストアーでは、扱っていたアサリはほぼ「熊本県産」だったが、8日時点では中国産のみが売り場に並ぶ。担当者は「もともと熊本以外の国内産流通量は少ない。熊本産が出回らなくなれば、他の国内産は価格が高騰するのでは」と見通す。

 イオン九州(福岡県)は偽装疑惑の発覚後、鹿児島県内のイオン、マックスバリュ計18店で産地証明書を売り場に掲示したうえで、熊本県産の販売を続けてきた。入荷分がなくなり次第、順次中国産などに変更するという。

 他県産に切り替える動きもある。山形屋ストア(同市)は報道を受け、鹿児島・宮崎の全店でアサリの取り扱いをいったん中止。北海道産を仕入れ、現在は鹿児島の10店舗で販売している。

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