ダラス・カウボーイズのオフシーズンは浮き沈みの激しいものとなっている。
ランディ・グレゴリーやアマリ・クーパーといったビッグネームを失った一方で、マイケル・ガラップ、レイトン・バンダー・エッシュ、マリク・フッカーとは再契約を交わし、ダルトン・シュルツにはフランチャイズタグを付けて、フリーエージェントのジェームズ・ワシントンが加入した。
カウボーイズの取締役副社長を務めるスティーブン・ジョーンズは現地19日(火)、『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』で、“フリーエージェンシーもこれで終わりではない”としつつ、来週のドラフトも含めて今後さらなる選手の追加があったとしても、それでチームの成功が左右されるわけではないと強調した。
「オフシーズンでスーパーボウルに勝つことなどあるはずがない」とジョーンズは述べた。「それは時間をかけて果たした仕事全体によって決まるものだ。われわれはより良いチームになれると思うし、次のステップへ進めるだろう」
ジョーンズは正しい。3月と4月に与えられるトロフィーはない。それでも、オフシーズンに下手な動きをすれば、現在と未来の両方でチャンピオンシップの可能性に傷が付くことは確かにある。
このオフシーズンのカウボーイズの判断の一部は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって過去2シーズンのサラリーキャップが予定より抑えられていた分を清算するためのものだったとジョーンズは付け加えた。
「(オフシーズンに)疲労困憊(こんぱい)しているとは言わない」と彼は言う。「それはチャレンジであり、仕事だ。パンデミックによって独特の状況だった過去2年と、その影響でサラリーキャップが通常のペースで上昇しなかったことが主な理由だ。それは予想できなかった。通常の契約に組み込むようにキャップが自然と上昇しないことは分かっていた。その結果としてわれわれは選手たちとの契約延長について、いわば身を引いて、保守的にならざるを得なかったわけだ。もう一つそこに影響したのは新しいコーチ陣が来たことだった」
「そのため、通常なら契約を延長していたはずの選手たちとそうすることを阻んだいくつかのチャレンジがあり、パンデミック前に考えていたほどキャップが上昇しなかったために、辛い決断を強いられるというチャレンジもあった」
カウボーイズのオフェンスにはダック・プレスコットがいて、ディフェンスには年間最優秀選手に輝いたマイカ・パーソンズがいる。たとえオフシーズンにいくつか大きな痛手を被ったとしても、彼らにはまだNFC東地区でプレーオフに行けるだけの駒がそろっているはずだ。
【M】
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