流通大手のエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングと経営統合した関西フードマーケット(旧関西スーパーマーケット)は11日、2025年度までの中期経営計画を発表した。価格を抑えた新業態の店舗を展開するなどして関西でのシェア(占有率)を伸ばし、傘下のスーパー3社の売上高の合計を、25年度に4100億円(21年度は3966億円)とすることを目指す。
本業のもうけを示す営業利益も、21年度の70億円から136億円に増やすことを掲げた。
スーパー業界はコロナ禍による巣ごもり需要が一巡し、販売が頭打ちとなっている。当面は新規出店を控えて既存店の改装を進めるとともに、商品仕入れの一元化や物流センターの共同利用などの効率化を優先させる。
大阪市内で記者会見した林克弘社長は、新規出店は24年度以降になるとの見通しを示した上で、「統合によるシナジー(相乗効果)発揮には時間がかかるが、計画を詰めて進めていく。消費が二極化する中、安価な新業態の開発は必要なチャレンジだ」と述べた。
からの記事と詳細 ( 関西フードマーケット、傘下スーパー3社の売上高を4100億円に…2025年度目標 - 読売新聞オンライン )
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