日本ゴルフ協会(JGA)は10日、国内3ツアーの主催オープン選手権に関する記者発表会を都内で行った。男女レギュラーツアーのナショナルオープンである「日本オープン」、「日本女子オープン」は2006年以降初めて賞金が増額され、それぞれ1000万円アップの2億1000万円(優勝4200万円)、1億5000万円(同3000万円)となった。
■日本シニアオープン(9月19日開幕/埼玉・日高CC東西C/7019yd、パー72)
16年から3連覇中のプラヤド・マークセン(タイ)が、1997年までに青木功が成し遂げた大会記録の4連覇に挑む。シニアルーキーの手嶋多一、深堀圭一郎、丸山茂樹らが参戦を表明。4日間で1万人の動員を目指している。
■日本女子オープン(10月3日開幕/三重・COCOPA RESORT CLUB白山ビレッジGC QUEENコース/6479yd、パー72)
ユ・ソヨン(韓国)が連覇を狙い、ことしもエントリーした。同じく米ツアーを主戦場にする畑岡奈紗には17年以来の大会3勝目がかかる。また、JGA特別承認者の資格で、前年まで開催コース所属だった濱田茉優のほか、「アジアパシフィック女子アマ」優勝をはじめ活躍を続けるアマチュアの安田祐香、「全米女子アマチュア選手権」優勝のガブリエラ・ラッフルズ(オーストラリア)の出場を認めた。
「AIG全英女子オープン」で優勝した渋野日向子をはじめ、“黄金世代”の台頭にけん引され、国内女子ツアーは人気沸騰中。大会は4日間で3万人の集客を見込んでいる。現段階で観戦チケットは残されているが、JGA関係者はすでに4万8000枚の前売り券が完売した今週の「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」での動員状況を注視し、今後の対策を練る。これまでの大会最多来場者数は2005年の4万8677人。
■日本オープン(10月17日開幕/福岡・古賀ゴルフ・クラブ/6817yd、パー71)
アダム・スコット(オーストラリア)が5回目の出場を決めた。また、2011年大会を制したベ・サンムン(韓国)がエントリーし、2014年以来の日本ツアー出場を果たす。同コースでの開催は片山晋呉がツアー通算25勝目、永久シード権を手にした2008年大会以来11年ぶり3回目。2万8890人が訪れた当時を超える3万人の動員に向けて準備している。
なお、「日本女子オープン」、「日本オープン」はいずれも最終日の中継開始時刻を例年より前倒しし、NHK BS1で午前11時45分から放送(午後1時5分から総合テレビ)する。
2019-09-10 09:45:26Z
https://news.golfdigest.co.jp/news/article/105429/1/
No comments:
Post a Comment