[10.9 ルヴァン杯準決勝第1戦 川崎F3-1鹿島 等々力]
ルヴァン杯は9日、準決勝第1戦を行い、等々力陸上競技場では川崎フロンターレと鹿島アントラーズが対戦し、川崎Fが3-1で先勝した。13日は鹿島のホームで第2戦を行う。
ホームの川崎Fは6日のJ1第28節湘南戦(5-0)から先発4人を入れ替え、右サイドバックにDF馬渡和彰が入り、MF守田英正がボランチを担う。トップ下にはMF脇坂泰斗、FWレアンドロ・ダミアンが1トップに入った。
対する鹿島は6日のC大阪戦(1-0)に勝利し、ついにリーグ首位に浮上。そのC大阪戦から8人変更と大幅ターンオーバーを図り、GK曽ヶ端準やDF内田篤人、FW上田綺世がスタメン入り。負傷者が出ているボランチにはMF永木亮太とMF小泉慶が入った。[スタメン&布陣はコチラ]
立ち上がりは鹿島がペースを握った。前半2分、右サイドの内田が浮き球パスを入れ、相手を背負ったFW遠藤康がヒールで落とす。これをMFレアンドロがつなぎ、内田が右足ダイレクトシュート。前半5分にはMF永木亮太の左CKに上田が飛び込んだが、いずれも枠を外れた。
迎えた前半10分、鹿島が試合を動かした。自陣でボールを奪取すると、レアンドロがドリブルで持ち上がり、PA右からクロスを配給。ファーサイドで飛び込んだMF白崎凌兵がダイビングヘッドでネットを揺らし、敵地で先制ゴールを奪った。
川崎Fは中央を固める鹿島のブロックに苦戦しつつ、徐々にボールを握り、攻勢を強める。22分、波状攻撃から右サイドのDF馬渡和彰がクロスを入れると、内田がクリアしたボールに守田が反応。左足ダイレクトで合わせ、1-1に追いついた。前半31分にはMF長谷川竜也の左クロスをダミアンがオーバーヘッドで狙ったが、GK曽ヶ端準の正面を突いた。
川崎Fはアクシデントに見舞われ、馬渡が負傷交代となり、DF山村和也を投入。山村はセンターバックに入り、車屋が左サイドバック、登里が右サイドバックに移った。42分にも左サイド深い位置から車屋が鋭いクロスを入れ、DF犬飼智也のマークを外したダミアンがヘッドで合わせたが、決定的なシュートは再び曽ヶ端の好セーブに阻まれた。
1-1で後半に突入すると、川崎Fは後半7分、守田のロングパスを受けたダミアンが巧みなタッチでDFチョン・スンヒョンをかわし、左足ボレーで狙ったが、惜しくもゴール右へ。鹿島は後半10分、カウンターからレアンドロがドリブルで運び、斜めにスルーパス。走り込んだ上田が体勢を崩しながら合わせたが、枠を外した。
川崎Fがボールを保持する時間帯が続くが、なかなか相手の堅守を崩せない。鹿島は後半28分、上田を下げてFW伊藤翔を投入。川崎Fは後半34分、MF下田北斗に代え、負傷明けのMF大島僚太を送り込んだ。すると後半37分、大島が斜めに鋭いスルーパスを入れ、MF阿部浩之がつなぎ、脇坂が右足シュートを押し込んだ。
川崎Fが2-1と逆転に成功すると、後半40分、セットプレーの流れからダメ押しゴールを奪う。脇坂の右CKからファーサイドの山村がシュート。これは曽ヶ端が右手一本で防いだが、こぼれ球を阿部が押し込んだ。川崎Fは大島投入から一気に流れを引き寄せ、3-1で逆転勝利。アドバンテージを得て、13日の第2戦は鹿島のホームに乗り込む。
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2019-10-09 12:03:00Z
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?287342-287342-fl
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