RSK山陽放送
全商品数の約4分の1が冷凍食品というちょっと変わったスーパーが、井原市にオープンしました。 手掛けるのは関西を中心に展開する、いかりスーパー。 そこには、井原市出身である創業者の思いと狙いがありました。 井原市の国道313号沿いに12日オープンした、いかり井原店おいしい館です。 兵庫県に本社を置く、いかりスーパーマーケットの岡山での初となるグループ店で、約330平方mの売り場面積に食料品を中心とした約800点を揃えています。 店内でひときわ目立つのが壁一面を埋め尽くす冷凍ショーケースです。 自社ブランドの和洋中の総菜に弁当、デザートなど約200点が販売されています。 プレオープンだった11日も早速、近隣住民らが買い物を楽しんでいました。 これらの冷凍食品の多くは、兵庫県宝塚市にある工場で作られています。 また、井原市にはスープなどを作る別の工場があります。 いかりスーパーの創業者で井原市出身の行光博志会長は、井原から関西に商品を運んだトラックに目をつけたといいます。 巣ごもり需要も見込んだ冷凍食品中心の品揃え。 いかりスーパーでは、消費者の反応を見て、他の地区への出店も検討すると話しています。
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