中日・与田監督 |
中日の与田剛監督(53)が25日、この日にFA宣言したソフトバンクの福田秀平外野手(30)に熱視線を向けた。
「もちろん興味のある選手。脚もあるし、長打力もある」。そう力強く明言すると、その理由をよどみなく語った。「やっぱり機動力を使い切れなかったのも課題。脚が速くてもスタートを切れるかどうか。そういう精神的な強さも持っている」。今季は80試合の出場で打率2割5分9厘、自己最多の9本塁打を記録。2015年には32連続盗塁成功の当時のプロ野球記録を打ち出した。持ち前の俊足を生かした守備範囲の広さも魅力だ。
今季は主将に就任した高橋、初めて規定打席に到達した阿部と新しい戦力が確実に力をつけた。内野陣は充実してきている中で「左翼」の位置は明確なレギュラーは未確定だ。主にスタメンに名を連ねた福田は8、9月に3割を超える打率を残して月間MVPにも輝いたがシーズンで2度の2軍落ち。来季の開幕を見据えるとレギュラーは未知数の状態で、FA権を取得した大島の去就が不透明な背景もある。
加藤宏幸球団代表も「大島がいるいないにもかかわらず、ベンチからでも彼は素晴らしい活躍ができる」と日本シリーズ第2戦で終盤の8回に2ランを放った勝負強い打撃を評価。本格的に調査を始める意向を示した。
2019-10-25 10:15:00Z
https://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/dragons/news/201910/CK2019102502100059.html
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