2019.11.08
石川佳純が決めた!日本女子 欧州女王のルーマニアを破ってメダル確定!<卓球 W杯団体戦>
JA全農卓球ワールドカップ団体戦2019TOKYO<11月6~10日/東京体育館> 大会3日目の11月8日、女子準々決勝で日本(世界ランク2位)はヨーロッパ選手権2連覇中のルーマニア(同8位)を3-0で破り、銅メダル以上を確定させた。
第1試合は平野美宇(日本生命)/石川佳純(全農)ペアが元ヨーロッパ選手権チャンピオンペアのサマラ/ドデアンと対戦。
第1ゲームはパワフルな強打と巧みな台上プレーを見せるルーマニアペアに7-11で先制されるが、競り合いの第2ゲームは最後に大きなラリーで2本取って日本ペアが13-11で奪い返す。
第3ゲームは石川のカウンターフォアドライブと平野のバックドライブ、2人の得意技がさく裂して11-5で取り、第4ゲームもコース取りのいい連続攻撃を見せた日本ペアが11-5で押し切ってまず1勝を決める。
第2試合は伊藤美誠(スターツ)が2018年ヨーロッパトップ16覇者のセーチとのエース対決。
第1ゲームはセーチのしゃがみ込みサーブに手を焼くも、ロングサーブや逆チキータが効いて12-10と逆転で奪い、第2ゲームはセーチのサーブに対応してきた伊藤が変幻自在の攻めで11-7で連取。第3ゲームも伊藤がサーブと多彩なバックハンドで11-6と奪取して完勝した。
第3試合は石川佳純が、通算戦績1勝3敗のドデアンと対戦。
第1ゲームは攻めと守りのメリハリが利いた石川が、最後は難しいネットインの球を得点につなげて11-8で先制し、第2ゲームはドデアンの長身を生かしたパワーボールに押されて11-13で取り返される。
第3ゲームは0-3から石川がロングサーブを連発して打開し7連続ポイントから11-6で奪い、第4ゲームは両ハンドで攻めた石川が10-7とリードするも、そこからラリー戦の強さを見せたドデアンに10-12と逆転で奪われ、第5ゲームはバックブロックとフォアカウンターが冴えた石川が11-6で押し切り、ヨーロッパチャンピオンを下して準決勝進出を決めた。
試合後のインタビューで平野は「(ダブルスの第1ゲーム目は)準備してきた作戦に相手がすごくいい対応をしてきて。でも2ゲーム目を接戦で取れたことで、3ゲーム目からはすごくいいプレーができました」と語った。
さらに伊藤は「1ゲーム目は出足がすごく相手のほうがよくて、点差が離されてしまって。ただ何か変えれば大丈夫だなって、負けていたんですけれども気持ちは余裕を持って戦えたので、そこから挽回して1ゲーム目を取れて、流れが変わったと思います」とコメントした。なお準決勝では、韓国とウクライナの勝者と対戦する。
<JA全農卓球ワールドカップ団体戦2019TOKYO>
日本 3-0 ルーマニア
<第1試合>
平野美宇/石川佳純 3-1 サマラ/ドデアン
7-11/13-11/11-5/11-5
<第2試合>
伊藤美誠 3-0 セーチ
12-10/11-7/11-6
<第3試合>
石川佳純 3-2 ドデアン
11-8/11-13/11-6/10-12/11-6
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2019-11-08 13:07:35Z
https://www.tv-tokyo.co.jp/tabletennis/news/2019/11/007289.html
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