最も人気のあるネズミナンバーワンを来園者の投票で決める「どうぶつ総選挙~ネズミ目ver.~」が15日まで、日立市かみね動物園(同市宮田町5丁目)で開かれている。来園者は「顔がかわいい」「餌を食べる姿が愛らしい」などと話し、思い思いに一票を投じていた。
どうぶつ総選挙は2014年に始まり6回目。今回は今年の干支(えと)であるネズミの仲間たちにスポットを当てた。
“立候補”したのは、アフリカタテガミヤマアラシ、マーラ、アメリカビーバー、プレーリードッグ、カピバラ、アメリカアカリス、モルモットの7種類。
園内には「もう『ハリネズミ』とは呼ばせない」と訴えるヤマアラシや「ぎゅっとしたくなるね」と宣伝するビーバーなど各動物の選挙ポスターが張り出されている。来園者はお気に入りの立候補動物を探しながら園内を散策し、どうぶつ資料館にある投票箱に1日1回、投票することができる。同館では応援演説として、飼育員たちが各動物の生態や特徴などを紹介するオリジナル動画を流している。
生江信孝園長は「投票をきっかけに、飼育員にしか分からない各動物の魅力を知ってほしい」と話した。投票結果は22日に同館の掲示とホームページで発表される。(湯浅奈実)
茨城新聞社
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