●「砺波、南砺に買い物」多く
生鮮3品(青果、鮮魚、精肉)を扱うスーパーがない小矢部市津沢地区に来春、初のドラッグストアが開店する。同地区は国道359号と国道471号が交差する交通の要衝だが、砺波、南砺市に買い物に出掛ける人が多く、貴重な買い物の場となる。
2002(平成14)年2月、津沢地区のスーパーマーケット「マルシェ」が閉店。市商工会、地元の自治振興会や市議らが商業施設の進出を要望してきた経緯があり、市はスーパーやドラッグストアを経営する民間への誘致を続けていた。
津沢地区に進出するのは、中部薬品(岐阜県多治見市)の展開するドラッグストア。10月下旬に着工し、約3335平方メートルの敷地に「Vドラッグ津沢店」が整備される。道路を挟んで向かい側にはコンビニ店が立地する。
関係者によると、スーパーの商圏人口は半径2キロ以内に最低でも1万人から1万5千人が必要とされ、津沢地区はその条件に達していない。ただ、近隣に企業が立地しており、ドラッグストア側が一定の需要が見込めると判断したとみられる。
桜井森夫市長は「地元から商業施設の誘致を強く要望されており、今回のドラッグストアの進出は大変うれしく思う」とのコメントを出した。

無断転載・複製を禁じます
からの記事と詳細 ( 「スーパー」ない小矢部・津沢 ドラッグストア来春開店|地域|富山のニュース|富山新聞 - 北國新聞デジタル )
https://ift.tt/3D8U2nH

No comments:
Post a Comment