2020年03月19日07時07分
オーストラリア・シドニー郊外のスーパーで「高齢者の時間」にトイレ紙などを購入した女性＝１８日
【シドニー時事】オーストラリアのスーパーマーケットでは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、買いだめの動きが広がっている。大手スーパーは高齢者や身体障害者らにじっくりと買い物をしてもらおうと、開店直後に専用の買い物時間を設ける取り組みを開始した。
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豪州のスーパーでは最近、トイレットペーパーやコメ、パスタ類などが置かれた店舗の棚が空になっているのが目立つ。トイレ紙をめぐり客同士がつかみ合いとなり、警察が出動する事態もあった。モリソン首相は「買いだめはやめて。みっともない」と呼び掛けている。
大手スーパー「コールズ」は、６５歳以上の高齢者や障害者を対象にした専用の買い物時間を開店後の１時間と設定。取り組み初日となった１８日は、シドニー郊外の店舗に午前７時の開店前から多くの高齢者らが行列をつくった。商品次第では購入できる点数が限定されているが、トイレ紙などを購入する様子が見られた。
６６歳のリタさん（女性）は、大きな袋に入ったトイレ紙を購入。取材に対して「１週間トイレ紙を探していました」と笑顔で答えた。 
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March 19, 2020 at 05:16AM
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大手スーパー、開店直後に「高齢者の時間」 オーストラリア - 時事通信ニュース
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