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Wednesday, March 4, 2020

「まわしよみ新聞」で先生たちも笑顔 お気に入りの記事囲み、みんなで「いいね」(朝日新聞EduA) - Yahoo!ニュース

◆教員研修でのワークショップ「まわしよみ新聞」。これで新聞の面白さに初めて気づく先生も少なくありません。
◆4人ほどのグループで新聞を読み、気になった記事を選んで「なぜ選んだか」を語り合います。これを3巡ほど繰り返します。
◆グループの新聞名を決め、各自お薦めの順に模造紙に記事を貼ります。カラーペンでコメントや新聞名、メンバー名を書いて完成。参加者全員で回し読みして終了。

「主体的・対話的で深い学び」 教室でも家庭でも

教員研修でワークショップ、新聞の面白さに初めて気づく先生も

眠そうな目をした先生方が、一変して目を輝かせる活動の紹介です。講演とワークショップで2時間ほどの教員研修。講演しながら思うことは、先生方が疲れていること。冗談で雰囲気を変えようとしても、私の話術ではかえって逆効果。先生方に「主体的・対話的で深い学び」が大事だと繰り返し語りながら、私自身が一方的に話していることに反省するばかり。

ところが、後半のワークショップでは、先生方の表情が一変します。会場は楽しく語り合う声に包まれます。疲れた顔は、生き生きとした笑顔に変わります。それは「まわしよみ新聞」のおかげです。大阪の陸奥賢さんが8年前に考案したもので、全国の様々なコミュニティーでじわじわと広がっています。何度やっても楽しく、簡単で、ためになるワークショップなので、アレンジしてときどき研修会で取り入れています。もちろん、教室でも家庭でもできます。これで新聞の面白さに初めて気づく先生も少なくありません。

「なぜ選んだか」プレゼン コメント書き込み、「新聞」づくり

私流の「まわしよみ新聞」の方法をご説明します。準備するものは、新聞と模造紙半分、のり、はさみ、カラーペン。新聞は古くても構いません。まずは4人ほどのグループになって15分間、新聞を読みます。読みながら「面白い」「いいね」「これは……」と思った記事を3、4枚切り取ります。広告やまんがでも構いません。続いて紹介したい記事の順番を決め、グループで1人一つずつ「なぜこの記事を選んだか」を語ります。聞いている人は笑顔でうなずきながら聞くのが約束。1回のプレゼンは1分。その後、一言ずつ感想を述べます。感想も含めて1人2分間で、次の人にバトンタッチ。4人グループなら一回りするのに8分。これを3回ほど繰り返します。このやり取りが毎回盛り上がります。

残りの時間で、「まわしよみ新聞」作り。話し合ってグループの新聞名を決め、どの位置に書くかを考えてから、各自お薦めの順に、模造紙に記事を貼ります。記事の周りにカラーペンでキャッチコピーやコメントを書きます。仲間の記事へのコメントもOK。出典となる新聞名や発行日も書き入れます。最後にグループの新聞名とメンバーの名前を書いて、イラストや飾りを描き加えて完成。出来上がった「新聞」を参加者全員で回し読みして終了。

「主体的・対話的で深い学び」は、体験することで実感できます。家族でも「まわしよみ新聞」をしてみてはいかがでしょう。会話の足跡を残せるかもしれません。

関口修司 日本新聞協会NIEコーディネーター

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