東北のスーパー、ホームセンター 3密防止、品ぞろえに変化
新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請が続き、大型連休中は食料品や日用品といった生活必需品の買い物需要が高まるとみられる。東北のスーパーやホームセンターは例年の集客企画を封印。「3密」を防ぐ対策を講じながら、例年とは異なる巣ごもり用の商品をそろえる。
チラシを中止
宮城県内にスーパー21店を展開するサンマリ(仙台市)は、4月下旬から折り込みチラシを中止。ポイント獲得数が3〜7倍になる特売企画もやめた。落ち着いて必要なものを買い物してもらうための措置だ。
客は特売日に集中する傾向があるが、現在は分散されている。東海林誠社長は「スーパーはライフラインの一つだが、従業員の安全も守らなければならない。地域で商売を続けるためにも、密集を避けて感染者が出ないよう努める」と狙いを話す。
各社はレジ前に飛沫(ひまつ)防止のビニール板を置いたり、会計の列の間隔を保ったりと「3密」防止に知恵を絞る。みやぎ生協(同)は来客の分散を図ろうと混雑時間を店入り口に掲示。イオン東北(秋田市)は仙台市内の大型店で1〜6日の午後2〜3時、妊婦や高齢者、体が不自由な客を優先してレジに通す。
自粛傾向に伴い、品ぞろえも変化している。岩手、宮城両県で20店を運営するマイヤ(大船渡市)は例年、大人数での食卓を想定して5〜6人用の焼き肉やすしを並べたが、今年は2〜3人用を中心に展開する。宮城県内に9店ある伊藤チェーン(柴田町)も1家族用に商品を見直した。担当者は「昨年は改元を祝うごちそうや福袋が売れたが、今年は一変した」と話す。
冷凍庫売れる
宮城県内にホームセンター15店を展開するダイシンカンパニー(仙台市)では家庭用冷凍庫が週に約30台売れ、在庫が追い付かない状況だ。外出自粛や長引く休校で、簡単に調理できて日持ちがする冷凍食品が好まれている影響とみる。
室内の感染リスクを軽減するため、例年なら販売シーズンを終える加湿器も引き続き売れ、倉庫から取り出して店頭に並べている。家庭菜園に関心が高まり、大型連休中は野菜の苗の需要を見込む。
山田憲弘社長は「異例の大型連休で人出は読めないが、万全の人員で臨み、感染対策にしっかり取り組む」と話した。
2020年05月02日土曜日
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May 02, 2020 at 04:09AM
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