狛犬（こまいぬ）を通じて地域を見つめ直す活動に取り組む「山口狛犬楽会」が、山口県内の狛犬の選抜選挙を会のホームページ（ＨＰ）上で開いている。新型コロナウイルスの影響で県外への移動に慎重になる人も多い中、県内で神社巡りを楽しもうと初めて企画した。
会は１０５０組の狛犬を県内で確認している。このうち▽最古の１組（周南市・周方（すわ）神社）▽灯籠（とうろう）に乗った１組（下関市・吉田八幡宮）▽銅板がはめ込まれ青い目をした１組（山口市・嘉年下の八幡宮）――など印象的な１００組を選抜してＨＰに掲載し、お気に入りをメールで投票してもらっている。投票締め切りは３１日。９月中旬に結果発表する。
優劣を付ける選挙ではなく、結果を基に更に５０組程度に絞り込んで発信する計画。見どころを絞ることで旅程が組みやすくなり、コロナ終息に合わせて県外から大勢の人が訪れることを期待している。藤井克浩代表（５６）は「全ての狛犬が一点物。直接訪れて美しい風景を再発見しながら投票してほしい」と話す。楽会ＨＰ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｃｃｓｎｅｔ．ｎｅ．ｊｐ／～ｋａｔｕ／）。【脇山隆俊】
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August 10, 2020 at 09:43AM
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お気に入りの狛犬は？ 「山口狛犬楽会」がHPで県内100組から選抜選挙実施 - 毎日新聞 - 毎日新聞
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