コロナ特需で売上を伸ばした「業務スーパー」(東京・上野)
「業務スーパー」を運営する神戸物産<3038>が絶好調。2020年10月期第3四半期の売上高が前期比17.7%増の2,593億6,200万円、営業利益が28.9%増の186億7,900万円となりました。通期の業績予想で営業利益を5.5%増の203億円としていますが、すでに92%まで達している状態です。
神戸物産は外食子会社クックイノベンチャー(名古屋市)を2013年に連結子会社化。「焼肉屋さかい」「平禄寿司」などのジー・テイスト<2694>を擁するジー・コミュニケーション(名古屋市)を傘下に収めていましたが、6月30日にクックイノベンチャーと代表の杉本英雄氏に全株式を譲渡しました。神戸物産は、新型コロナウイルスが深刻な影響を与える直前の4月1日から外食子会社11社を連結対象から除外し、損失を極限まで抑えることに成功しています。
この記事では以下の情報が得られます。
・「業務スーパー」の業績推移
・MBO後のジー・テイストの行方
スーパー1店舗あたりの売上が12%増加
神戸物産は主力のスーパーが新型コロナウイルス特需の波に乗りました。そして4月1日という最高のタイミングで外食子会社を連結から外し、飲食店への食材提供はこれまで通り行うという、絶好の条件を取り付けた可能性があります。
まずは「業務スーパー」の業績を見てみます。店舗数は2020年7月の時点で866。売上は前年比で24%増の2,398億2,500万円となりました。注目したいのは、スーパー1店舗当たりの売上が2020年7月で12%増加し、2億3,300万円から2億7,700万円となっている点です。
■業務スーパー売上、1店舗売上、店舗数推移(百万円)
2018年7月 | 2019年7月 | 2020年7月 | |
売上 | 175,315 | 193,895 | 239,825 |
増減 | - | 110.6% | 123.7% |
1店舗売上 | 217 | 233 | 277 |
増減 | - | 107.4% | 119.0% |
店舗数 | 809 | 833 | 866 |
増減 | - | 103.0% | 104.0% |
※決算説明資料より筆者作成
この好調ぶりが、クックイノベンチャーを切り離した売上の穴を埋めました。クックイノベンチャーの2020年10月期第3四半期の売上は前期比30.8%減の157億7200万円となっています。
利用者も加盟店も?じわじわと広がる「スマホ決済離れ」の予兆
2020-06-09急成長を続けてきたQR・バーコード決済サービスに「曲がり角」の兆しが見えてきた。これまで増え続けてきた加盟店に、脱退の動きが広がっているのだ。巨額のキャンペーンコストをかけて市場を育ててきたスマホ決済だが、刈り取り直前の失速も懸念される。
"スーパー" - Google ニュース
September 18, 2020 at 03:55AM
https://ift.tt/3msQTrf
「業務スーパー」の神戸物産、絶妙なタイミングで外食子会社を売却 - M&A Online
"スーパー" - Google ニュース
https://ift.tt/2HgSCfK
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment