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Monday, January 18, 2021

スーパー「ライフ」、AIによる需要予測を導入 生鮮食品などに対応 - ITmedia

 ライフコーポレーションは1月19日、スーパーマーケット「ライフ」で取り扱う商品の需要をAIが予測するシステムを導入すると発表した。2月までに全278店舗での稼働を予定。店員が発注にかかる時間を5割以上減らし、客の対応や売り場の整理を重点的に行えるようにする。

photo スーパーマーケット「ライフ」で取り扱う商品の需要をAIが予測

 2018年から日本ユニシスと共同開発を進めてきたシステム「AI-Order Foresight」を使用。店舗の販売実績や販売計画の他、気象情報などのデータを基に、AIで日別の商品発注数を算出する。AIによる予測結果をライフの発注システムに取り込み、手動で発注を行う仕組み。

 日持ちしない生鮮食品の発注予測にも対応する。予測モデルの改善を自動で行うため、データサイエンティストなど専門家が所属しない小売店でもシステムを運用できるという。日本ユニシスはライフ以外の小売店へも「AI-Order Foresight」の提供を進める。

 人手不足に直面する小売業界では、少人数で店舗を運営できる体制づくりや業務の自動化が急務になっている。特に多くの商品を扱う発注業務は作業の負荷が大きい一方、適切な数量を発注しなければ品切れや廃棄ロスにつながり、業務の自動化が期待されている。両社はこうした課題に対応するため、AI-Order Foresightを開発したとしている。

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