調査・文=矢野清嗣
昨年から今年初めにかけて、ローカル食品スーパー(SM)を相次いで買収したクスリのアオキホールディングス(石川県/青木宏憲社長:以下、クスリのアオキ)。その後、買収したSMの既存店を改装するかたちで、生鮮をフルラインで扱う食品強化型ドラッグストア(DgS)の出店を開始している。先行してオープンした「スーパーのアオキみずき店」(旧「ナルックスみずき店」)と、「クスリのアオキ宮村店」(旧「フクヤ宮村店」)を訪れ、店づくりや商品政策(MD)の方向性を解析する。
スーパーのアオキみずき店(石川県金沢市)
260坪の小型店で「生鮮フルライン」を実現
SM改装店舗の第1弾
クスリのアオキによる初めてのSM改装店としてオープンしたのが、「スーパーのアオキみずき店」(以下、みずき店)である。20年6月に買収したナルックス(石川県/中西茂宏代表)の「ナルックスみずき店」を改装オープンし、クスリのアオキとしては初めて「スーパーのアオキ」の屋号を掲げた店舗である。
みずき店が店を構えるのは、金沢市中心部から北へおよそ4㎞離れた郊外エリア。周辺は田畑と戸建ての団地が混在する。県道に面し、また北陸地方を縦断する国道8号線にも近く、クルマでのアクセスが良好な立地だ。
店舗面積は
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