海外旅行への思いが日ごとに強まる今、過去の旅で手に入れた雑貨や家具などのインテリアアイテムは、暮らしのなかでふと海外にいるような気分にさせてくれる。こだわりのものづくりに心動かされたブランドやその土地でしか購入できないクラフト、海外に行くたびに探さずにはいられないものなど、インテリアのプロたちが海外旅行で入手したアイテムをご紹介。旅のプロでもあるクリエイターたちが次に訪れたい場所とあわせてチェックして。
シンガポールで手に入れた、プラナカンのバスケット
インテリアスタイリスト 長山智美さん 「世界各国のラブでキュートな民芸品『ラブリ~民芸』をライフワークとして集めているので、旅先では必ず民芸ショップをチェック。7年前に初めて行き、それ以来何度も通った、私がいちばん好きな国シンガポール。2度目に訪れた際にアラブ街の小さなアンティークショップで見つけたプラナカンの小さなカゴは私の宝物です。プラナカンとは中国からマレーに移り住み、現地人と混じり合った混血の方々やその方々たちの文化のこと。元々はプラナカンが婚礼の際にお祝いのお菓子を入れていたというカゴの、こちらは飾り用のミニチュアだと聞きました。写真はお店の片隅で埃をかぶって置かれていたこのカゴを買ってホテルに持ち帰り、バスルームで洗ったときのものです。私のまわりの友人にこの写真を見せるたび、『カワイイ!欲しい!』と言われるほど好評です。できれば、その友人たちにもお土産として差し上げたいと思い、その後行くたびにいろいろなお店を探しまわるのですが、これ以上素敵なものには未だに巡り合えていません。アンティークや民芸品などはその出合った瞬間を逃したら、もう二度と手に入らないことがほとんどです。このカゴも普段、特に何かを入れたりということはなく、当時まだ知らないことばかりだったシンガポール初心者の旅の最高の思い出としていつもリビングの棚の上に飾って眺めています」
落ち着いたら行きたい国は?
シンガポール 「もはや通いつめて現地人より詳しいかも、とさえ言われることがあるシンガポール。海外というよりは、住んでいた街から引っ越しして行かなくなってしまった場所のような感じがしています。次回行った際には、お土産品よりも普段から日本に持ち帰り使っていた、歯磨き粉や食材などの日用品をまずはお買い物したいです!」
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