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Tuesday, June 22, 2021

“レゴ スーパーマリオ”にルイージがついに登場!ふたりプレイが可能になり、協力プレイから対戦プレイもできちゃう!? メディア体験会リポート - ファミ通.com

 レゴジャパンより発売中の、任天堂の『スーパーマリオ』とのコラボレーション玩具“レゴ スーパーマリオ”シリーズ。その名の通り『スーパーマリオ』の世界観が、ブロック玩具の“レゴ”で再現されたものだ。

 2020年7月より発売され、その後さまざまな拡張セットが発売される中、ついにルイージが登場! 2021年7月10日より、日本先行販売として、“レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”が発売される(全世界は2021年8月1日発売)。

 本記事では、事前におこなわれたメディア体験会にて、実際に“レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”などを遊んでみた感想をお届け。なお、“レゴ スーパーマリオ”シリーズに関しては、詳しく下記記事で紹介されているので、まだ知らない人は併せてチェックしてみてほしい。

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とはいえ“レゴ スーパーマリオ”って!?

 ……と言いつつも、やはり“レゴ スーパーマリオ”が何なのか知らない人もいるかと思うので、簡潔ながらも説明しておこう。

 ブロック玩具“レゴ”は、さまざまなパーツを組み合わせて自由な発想で遊ぶ、皆さんもよく知る玩具。キットの説明書通りに作るもよし、自由な発想で何かを生み出すもよしと、無限大の可能性を秘めた玩具だ。筆者も小さいころはよく遊んでいたのが懐かしい(とくに忍者シリーズが大好きだった)。

 そんなレゴが『スーパーマリオ』になったわけである。しかもなんと“遊べる”のだ。もちろん玩具なので「そりゃ遊べるだろう」と思うかもしれないが、“レゴ スーパーマリオ”はレゴに電池を入れて遊び、Bluetoothでスマートフォン等に接続し、アップデートもあったりと、かなりハイテクな玩具で、ゲーム要素もあるのである。

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というわけで筆者もまずはマリオスターターセットからスタート。電池などが入っていないマリオ。ちょっと怖い。
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ネジでフタを開けて電池を入れる。
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まだこわい。
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電源オンで、はい! かわいいマリオに! 目や胸元はデジタルに表示されるのだ。

 マリオ(と、のちほど紹介するルイージ)には、加速度センサー、ジャイロセンサー、光学センサーが搭載されており、たとえば勢い良く持ち上げれば“ジャンプ”のイメージで「ぽぃーん」とサウンドを発しながら、マリオがジャンプしてくれる。また、足元にある光学センサーで、たとえばクリボーを読み込むと“クリボーを踏み付ける”イメージで、「ポコッ」と鳴ったり、「コイーン」と例のコインを取る音が鳴るわけだ。

 そして、スタート地点を読み込むと、60秒間のあいだゴールに到着するまで、制限時間内にできるだけ多くのコイン獲得を目指す“コイン獲得モード”に入る。このモードは、ようはマリオがゲーム内のステージに挑むかのように、レゴで作られたコースに挑むモードというわけ。

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組み立てなどには専用アプリが必要になる。
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Bluetoothでアップデートするマリオ……ものすごい時代になったものです。
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こうやって手に持って遊ぶのが基本。
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ほかのキットなどの説明書もすべて完備。
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図解付きで分かりやすく組み立てられる。
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頭の上にあるのがアクションブロック。これを読み込むことでギミックが発動する。;
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「ポコッ!」という感じで遊ぶワケ。

 つまり遊び手側がレゴで自由にコースを作り、それを自分の手でアナログにマリオを動かして遊ぶ、“アナログマリオメーカー”のような存在が、“レゴ スーパーマリオ”なのだ。もちろんアナログゆえ、コースを逸脱して変なところに行こうが、コースの流れを無視してワープしようが、遊び手の自由! デジタル要素がありつつも、マリオを使用してのお人形遊びに近く、イマジネーションさえあれば何でもアリなのが、“レゴ スーパーマリオ”の特徴だ。

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土管がスタート。旗がゴールなのはゲームといっしょ。このように区間を分けたりしてコースを作り、スタートからゴールまでを楽しむのがコース遊びの基本となる。

ついにルイージとふたりプレイ!

 というわけで、体験会では“レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”のほかに、いくつかのキットを体験してきたのでその感想をお届けしよう。

 “レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”には当然ルイージが付属し、音声もおなじみのルイージ。じつはマリオよりも少しだけ背が高く作られていたりと、レゴ社の愛が感じられる。

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左が今回のルイージのスターターセット。マリオと対になるデザインだ。
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やっぱりルイージもちょっとこわ……。
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ルイージも電源オン!

 ほかにも敵キャラクターのブンブンや、ピンクヨッシーなどが付属していたほか、いくつかのギミックが付属していた。ブンブンはマリオのスターターセットに付属していたクッパJr.と同じく、何度か踏む(アクションブロックを読み取る)と倒せるボス系のキャラクター。

 ヨッシーはアクションブロックを読むことで、ルイージ(またはマリオ)がヨッシーへ騎乗した状態に(もちろん見た目的には乗れず、内部システム的にそういう状態になる)。その状態で、たとえばクリボーを踏むと「グビッ」とヨッシーがクリボーを飲み込むというギミック&映像が、ルイージの胸元に映されて、なんとも芸が細かい。

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ヨッシーはかなり再現度高し

 そして最大の特徴は、これでマリオとルイージのコンビが揃ったこと。これまで発売されてきたキットは、あくまでマリオの冒険を広げる、コースやキャラクター、コスチュームなどといったものだった。しかし今回発売を控える“レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”ではなんと、ふたりプレイに対応したのだ。

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 Bluetoothでマリオとルイージをリンクさせ、スタート位置に立つと、協力プレイモードがスタート。持ち時間90秒間のあいだに、ふたりでコースのコインを稼いで遊ぶモードとなる。その間にひとりプレイ同様にギミックを踏んでコインを獲得するほかにも、“いっしょのタイミングでジャンプする”、“いっしょのタイミングでギミックに乗る”などすると、マリオとルイージの胸元にグッドマークが表示され、追加コインがゲットできる。お互いの息を合わせるアクションが、なんだか楽しい要素。

 今回スタッフの方と遊んだため、見知らぬオトナどうしでいっしょにコースを遊ぶというのは、なんだかちょっと恥ずかしい気分で……(苦笑)。ただ、これは間違いなく友だちや子どもどうし、親子などで遊べばワイワイと楽しめること間違いナシ。ちなみに、コースをガン無視してもいい、何ならコースも自分の自由という観点から、つい“コインを90秒間で、最も取得する最適解は……”などと考えてしまったのは、筆者の精神がゲーム色に染まりすぎているかも……。

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アクションブロックでフレンドシップコイン
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同時ジャンプでフレンドシップコイン

 さらに今回は大型の“のりこめ! クッパのひこうせんかん チャレンジ”と、中型の“ジュゲム の フワフワ チャレンジ”といった、拡張セットを体験した。

 “のりこめ! クッパのひこうせんかん チャレンジ”は、その名の通りクッパの飛行船をモチーフにしたもので、船形態からガバッと開けば多彩なギミックを楽しめる。操舵する枠にマリオたちを納めれば、まるで操縦しているような姿にもなるのが特徴的。しかもなぜかその下には“POW”ブロックがあり、それを勢い良く押すとマリオたちが飛び出してしまう(笑)。さながら『マリオブラザーズ』のふたりプレイで、邪魔し合っているような感覚。

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“のりこめ! クッパのひこうせんかん チャレンジ”
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パーツ数がものすごい
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船を開かずに置いた状態
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開くとこんな感じ
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クッパの手を模したギミックなどを搭載
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なぜここにPOWが……!

 というように、公式的にも“協力プレイ”だけでなく、“対戦プレイ”も楽しめるような作りにあえてしているそうだ。内部に搭載しているシステムや、アプリ連動要素ではとくに勝ち負けの概念が付くわけではないが、アナログだからこその勝敗がファジーな対戦が楽しめるのも魅力のひとつだろう。単純に、マリオとルイージで同時に同じコースへ挑む、という遊び方など、すべてはプレイヤー次第となるわけだ。

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“ジュゲム の フワフワ チャレンジ”
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マリオとルイージをイスに座席に座らせて、各座席を引っぱって遊ぶ
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ほかにもいくつかキットを体験し、こちらは“ハチマリオ パワーアップ パック”
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『スーパーマリオギャラクシー』のハチマリオになれる
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“キャラクター パック シリーズ3”
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敵キャラクターなどが、ランダムで封入されたお手軽なパックだ。

 ちなみに、今回筆者はマリオとルイージのスターターセットと、“ジュゲム の フワフワ チャレンジ”を組み合わせてコースを作ったのだが、正直言って大きすぎるとカメラの画角に入らないという観点で作ったコースだった。ふたりプレイでは“両者の腕がぶつかり合って遊びにくい”という事実が発覚。ビジュアル重視でデバッグしてないことがバレてしまった結果に(笑)。

 “レゴ ルイージ と ぼうけんのはじまり ~ スターターセット”が発売された際には、皆さんはぜひふたりで遊びやすいコースを目指して作ってみてほしい!

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協力プレイとしてはデバッグ不足だった筆者のコース

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