美しく飾りながらも使いやすく隠してくれる収納家具はどう選ぶべきか…。今回は、本棚の選び方にフォーカス！ スタイリスト中田由美氏による、飾り方のコツもあわせてご紹介。『エル・デコ』6月号より。
【Question】大切な本たちを特等席に並べたい！
【Answer】巨匠デザイナーが手がけた美しいたたずまいの本棚を探して ことあるごとに手に取りたくなる本や、旅先で買ったお気に入りのアート本は、デザイン界の巨匠たちが手がけた特別な本棚に並べて。
【おすすめ収納】CARLO RAN LIBRARY／STELLAR WORKS（ステラワークス）
軽やかなオープンシェルフにとっておきの本をたくさん並べて 幾何学的なモチーフなど、遊び心あふれるデザインを得意とする20世紀のイタリアデザインの巨匠カルロ・フォルコリーニ。日本や中国の寺院の扉に着想を得てデザインした軽快なリズムを奏でるシェルフ。“カルロ ラン ライブラリー”（W112×D45.5×H204cm）￥162，000／ステラワークスジャパン 【Advice from Stylist】 「軽快な脚のデザインが特徴的なので、シェルフ部分は思いっきり本を並べるなど、あえてボリューミーに飾るとデザインの真価を発揮しそう。本のサイズや色でまとめて、縦に横にとリズミカルに並べると単調にならずにディスプレイができます」 問い合わせ先／ステラワークスジャパン tel. 03-6455-5593
【おすすめ収納】D.357.1／MOLTENI&C（モルテーニ）
本もオブジェのように飾りたい余白も美しいブックケース 鋭いエッジと素材のコントラストが美しいブックケースはジオ・ポンティのデザイン。1956年から'57年にかけてミラノのヴィア・デッツアの私邸のために手がけたもので「モルテーニ」が復刻。“D.357.1”（W124.7×D29.5×H250cm）￥1，730，300／モルテーニ・ダーダ東京 【Advice from Stylist】 「潔いラインが印象的なシェルフは余白を生かした飾り方でミニマルなたたずまいを楽しんで。オブジェ1点や本1冊を表紙を見せて飾る余白のエリアと、本をずらりと並べるボリュームのエリアと、緩急をつけてみるとそれぞれが引き立ってきます」 問い合わせ先／モルテーニ・ダーダ東京 tel. 03-3400-3322
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