チャールズ皇太子が、「思わず立ち上がって踊らずにはいられなくなる」曲も含め、お気に入りの曲を明かした。
NHS(イギリスの国民保健サービス)で放送された、スタッフやボランティアへの感謝を込めたラジオの特別番組内での話題で、パンデミック対応に従事した全国の人々を讃えて週末に行われた“Thank You Day”の一環として録音されたものだ。
チャールズ皇太子は、ソウルグループ、ザ・スリー・ディグリーズのヒット曲『Givin' Up Givin' In』をブギウギしたくなる曲としてピックアップし、「私の大好きな曲の一つで、昔はこれを聴くと、思わず立ち上がって踊りたくてたまらなくなったものです」と説明。
皇太子が30歳の誕生日に、ザ・スリー・ディグリーズが歌ってくれた曲だった。
皇太子は、ディック・パウエルの『Lulu’s Back In Town』やバーバラ・ストライサンドの『パレードに雨を降らせないで(Don’t Rain On My Parade)』、エディット・ピアフの『ばら色の人生(La Vie En Rose)』もセレクト。
また、ダイアナ・ロスの『Upside Down 』やエイマー・クインの『The Voice』、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの『誰にも奪えぬこの想い(They Can’t Take That Away From Me)』もお気に入り曲としてあげていた。
1時間にわたる特別番組は、イギリスの病院放送組織をサポートするHospital Broadcasting Associationのために録音されたもの。チャールズ皇太子は、パンデミック渦中にも患者やスタッフを楽しませ続けた病院ラジオ局のボランティアにトリビュート。
「恐ろしいパンデミックの影響への対処が続くこのような状況の中で、病院ラジオの役割はより一層重要なものとなり、人々をつなぎ、癒しや人との交流の場を提供し、気持ちを高める上で計り知れない価値があると理解しています」と番組内で語っていた。
チャールズ皇太子お気に入りの曲のプレイリストは、7月4日からSpotifyでも視聴可能となっている。
Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK
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