東京五輪で若年層への人気拡大を狙って採用されたアーバン(都市型)スポーツ。街中での遊びから生まれた競技は「トリック」と呼ばれる技が多彩で、その名称も面白い。知っていると観戦が一層楽しくなること請け合いだ。
1日には自転車BMXのフリースタイル・パーク決勝が行われる。堀米雄斗(XFLAG)と西矢椛(もみじ)(ムラサキスポーツ)が男女の金メダルを手にしたスケートボードと共通しているのが横回転技の呼び方で、回転の度数をそのまま表す。1回転半技は「540」で、読み方は「ファイブハンドレッドフォーティ」ではなく「ファイブフォーティ」となる。
耳を疑うような呼称の技もある。BMXパークの「スーサイド・ノーハンド」は、空中でハンドルから離した両手を背中の後ろへと払う技。まさに自殺行為のような危険さから名付けられた。スケートボードでは得意とするスタンス(立ち方)とは逆向きに滑ることを「スイッチスタンス」のほか「フェイキー」とも呼ぶ。「偽の」スタンスというわけだ。
BMXで空中を舞いながらハンドルを握る両手以外を車体から離し、体を思い切り伸ばす技は「スーパーマン」。男子でメダル獲得が期待される中村輪夢の得意技の一つで、五輪でも披露するかもしれない。
からの記事と詳細 ( 「スーサイド・ノーハンド」「スーパーマン」… 独特な技の名前の由来は? - 京都新聞 )
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