本作は,さまざまな作品のロボット(ではないのもいたりするけど)が一堂に会するシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦」シリーズの30周年作品として開発されているタイトルだ。
新規に「覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜」「SSSS.GRIDMAN」「勇者警察ジェイデッカー」「ナイツ&マジック」が登場し,「重戦機エルガイム」や「機動戦士Vガンダム」なども久しぶりに登場するなど,合計で22の作品が参戦する。
今回の試遊では,「偉大なる勇者」のステージがプレイできた。タイトルだけで分かる人は分かると思うが,グレートマジンガー&剣鉄也のお目見えステージといった感じだ。過去に倒されたはずのあしゅら男爵が復活し,兜甲児もマジンガーZではなくイチナナ式で出撃していたので,割と序盤のステージな雰囲気だ。
今回のバージョンは出展用に調整されており,製品版ではこのステージで仲間にいないはずのユニットも使えるようになっているそうだ |
今回のメンバーで乗り換え可能なのはカミーユとウッソ。カミーユはZガンダムではなくガンダムMK-IIからの搭乗になる模様 |
作戦目的にアドバイスの項目があるが,製品版でもこうした初心者向け機能が用意されているのかもしれない |
本作の新システムというと,プレイヤーがステージの攻略順を決められる「タクティカル・エリア・セレクト」が挙げられるが,残念ながら今回のバージョンには入っていなかった。
今回1ステージをサクっと触ってみて気付いたのが,インタフェースの改良だろうか。前作「スーパーロボット大戦T」(PS4 / Nintendo Switch)から比べて,全体的にリッチになっている。例えば,ユニットを選択したときに出てくる移動や攻撃を選ぶインタフェースは,簡素なリストではなく,選択に合わせて一覧がアニメーションするようになった。
また,利便性も向上しており,ユニットを選択して一覧を出しているとき,ステージ上の全ユニットの上に残りHPがバーで表示されるようになっている。これは「スーパーロボット大戦T」にはなかった機能だと思うのだが,地味ながらかなり便利だ。とくに,戦闘アニメーションを途中でスキップした場合,アニメーションオフと違って攻撃が命中したのか,ダメージがいくつだったのかが表示されないが,該当のユニットを選択していちいち確認しなくても,ほかのユニットの操作中に結果がある程度把握できるのは良い。筆者のような“味方の攻撃だけ見て,敵のザコの攻撃はスキップ”といったアニメーション再生をするプレイヤーであれば,ありがたい機能だと思う。
発売まではあと1か月ほど。本作にパッケージ版早期購入特典,ダウンロード版予約購入特典で特別参戦するSRXとサイバスターは,これまでにあった“特典を使うと通常より早く使える”のではなく,特典なしでは登場しないため,購入を予定している人は今のうちに予約を済ませておこう。
からの記事と詳細 ( [TGS 2021]「スーパーロボット大戦30」プレイレポート。インタフェースがリッチになり,プレイも快適に - 4Gamer.net )
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